東京都で賃貸オフィスを探す

千代田区の特徴は、日本の中心とも言うべき国会議事堂や霞ヶ関の官庁街、大企業のオフィスが並ぶ丸の内、東京の玄関口の東京駅から、神田や秋葉原といった下町までを幅広くカバーしている点です。

中央区は銀座・日本橋を含む、文字通りの日本の中央商業地域です。また、そのほかにも、証券会社が軒を連ねる茅場町、古き良き料亭と問屋の並ぶ人形町、世界が注目する築地中央卸売市場、再開発で一躍有名となった晴海などの特色溢れる各エリアで構成されています。

渋谷区は中心に明治神宮と代々木公園の広大な土地が広がり、それを取り囲むように渋谷駅周辺、恵比寿、広尾、代々木上原、神宮前、千駄ヶ谷、笹塚、幡ヶ谷の各エリアが広がっています。渋谷区はオフィス街としての歴史は比較的浅い地域ですが、近年ではすでに洗練されたオフィス街の風格が見られるようになっています。

港区は六本木・赤坂・麻布・白金・高輪などを擁する、日本でも有数の高級イメージを持つ地域です。有名企業・外資系企業も多くが港区に本社を置いています。

新宿区の中心は、世界一の乗降客数を誇る新宿駅です。新宿駅を中心として、新宿には全国一の事業者数を抱える大オフィス街と繁華街があります。朝の通勤時間には、首都圏各地からたくさんの就業者が集まります。

品川区は住宅街・オフィス街・卸売問屋街・町工場の多いエリアと、23区内でも珍しい、個性的な街の集合体で成り立つ区です。品川の街としての歴史は古く、奈良・平安の時代から交通の要所として発展を続けてきました。

目黒区は現在注目のオフィス立地です。従来は落ち着いた高級住宅地として知られてきましたが、現在では数々の外資系企業やアパレル・出版関係などの感度の高い企業が進出しており、新しいおしゃれなオフィス街の側面を伸ばしてきています。

豊島区は今や一大ターミナル駅として存在感を発揮する池袋駅を中心としたエリアと、目白・巣鴨などの落ち着いた住宅街エリアの2つに大きく分けられます。池袋駅付近は東武百貨店、西武百貨店、マルイなどの大規模なデパートや飲食店街があり、商業の大変盛んな地域です。

文京区はその名の通り、東京大学をはじめとする文教施設が中心の街で、歴史ある庭園や植物園、寺院が魅力的な環境を作っています。しかしその一方で、オフィス街としての実力も確かな地域で、大手出版社の本社なども置かれています。

中野区は現在最も注目したいエリアです。再開発の進行により、新宿からのアクセスが良好で、かつ、リーズナブルなお買い得物件が目白押しです。

江東区の南側は夢の島を中心とした広大な埋立地が広がり、北側では亀戸の昔ながらの商店街が特徴です。豊洲エリアはベイエリア開発が80年台頃から進んでおり、低価格で高品質のオフィスを探す事ができます。

墨田区は隅田川、荒川、中川の3つの川に囲まれたデルタ地帯で、従来は商業街や町工場を中心とした工業街として知られてきました。しかし、近年では工場の移転や統合によりできた広い土地にオフィスビルが建設される例が目立ちます。

世田谷区は住宅街のイメージが強い地域ではありますが、その恵まれた環境を活かして高品質の賃貸オフィスが探せる地域としても実は有名です。特に人気が高いのは、東急田園都市線で渋谷から容易にアクセスできる三軒茶屋～二子玉川間を最寄り駅とする賃貸オフィスです。

台東区の特徴は、上野と浅草の2つの商業・娯楽地域と、南部に広がる浅草橋を中心とした問屋街、下町風情で最近人気の谷中から成り立っていますが、全体として下町を強く意識した街づくりが行われている点です。

大田区は国際線就航で現在注目が高まる羽田空港を擁するため、国内外へのアクセスを重視する企業にピッタリのオフィス立地です。大田区は長年「ものづくりの街」として有名でしたが、現在は平和島や蒲田・大森などの工業地帯でも、生産の海外移転や製造業の衰退によって町工場からオフィスビルへ転換する例が増えています。