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【Spacee】「必要なときに必要なだけのスペースを」オフィスの非効率を解消するシェアサービスが描く未来ーーCFO 梅田琢也氏インタビュー

「家と喫茶店を往復、それはリモートワークと呼べるのか」

そう疑問を呈するのは、貸し会議室・レンタルスペースの予約サイト『Spacee』を展開する株式会社スペイシーの共同創業者であり、CFO・CSOを務める梅田琢也氏。

ワークライフバランスやリモートワークといったワードが飛び交う昨今。ビジネスパーソンの働く場所、働き方はどう変わっていくのでしょうか。そこで今回、梅田氏に「働く場所」「働き方」をテーマにお話をお伺いました。

「貸し会議室をリモートオフィス化」無駄な移動時間をなくし、生産性を上げる

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── 御社の観点から、日本の企業が抱える課題は何だとお考えでしょうか。

企業というのは有機体であるのに対し、不動産の契約が2年契約であったりすることです。というのも、組織というのは成長していけば人員は増えていき、フェーズによっては人員を減らさないといけないときがあります。

それに伴い、オフィスにも余剰スペース、不足スペースが生まれてしまうのは、とてももったいないわけです。今は10名しかいないのに、人員が増えることを見越して30〜40人の場所を借りたりするじゃないですか。

そこで『Spacee』を使っていただき、社内で余っている会議室を外部に貸し出して収益化をすることで、企業におけるスペースの非効率という課題を解決できればと考えています。

── 現在、『Spacee』ではどういった目的での会議室利用が多いですか?

一番多いのは、「打ち合わせ」利用です。全体の7割ほどを占めています。それ以外はボードゲームをする場所として使われていたり、語学レッスンの教室としてご利用いただいたりしています。フリーランスの講師の方であると、「自分の教室を持ちたいけど、まだ持てない」という方もいらっしゃるため、そういった方が定期的に借りて使うケースはありますね。

なお「打ち合わせ」というのも、場所の制限によって非効率な問題が発生していると思っています。アポイントメントって先方へ訪問する場合もあれば、自社へ来社いただく場合もありますよね。1日に何件かアポがあった場合、自社とアポ先への移動時間だけで、1〜2時間かかったりします。その1〜2時間でできるデスクワークはたくさんあるわけです。

そこで、例えば訪問先企業の近くにある貸し会議室を借りて、「来客の場所」として利用するという使い方があります。ある意味、貸し会議室を短期的なリモートオフィスにしてしまうんです。そうすることで移動の時間を短縮することができますし、まとまった作業時間を確保できますので、生産性を上げることもできますよね。

そしていまは「そもそも会議室自体が足りない」という企業も増えているため、人事が貸し会議室で面接をする、チームミーティングを貸し会議室で行うという利用も増えています。

「オフィスをクラウドサーバーのように使いたい」必要なときに必要なだけのスペースを

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── 続いて御社での「働き方」について伺えればと思うのですが、御社ではリモートワークを導入されていますか?

業務委託の方を含めてメンバーは10名ちょっといるのですが、そのうち7〜8名はほぼリモートワークです。エンジニアが多いですね。エンジニアのようにスキルが明確で、またタスクも明確に指示ができれば、リモートワークでまったく問題がないです。むしろ、隣同士で座っていてもSlackでやり取りしたりするじゃないですか(笑)。

── 現在、オフィス移転を検討されているそうですが、次のオフィスに求める条件は何かありますか?

まだ細かい点については未検討ですが、有機体である企業に対して、オフィスもそれに応じて変化させる、というのを体現したいなと思っています。例えて言うなら、オフィスは「クラウドサーバー」のような感覚です。使っていないときは減らして、使いたいときは増やして、といった使い方を実現したいなと思っていますし、誰かがやって見せる必要があると思っています。

そこでスマートロックを導入するなどして貸しスペースをつくり、チームのサイズに合わせてオフィスを変化させていきたいですね。

ちなみに、壁が動いたら面白いなと思っていて。「個室ほしいな」というときに個室をつくれたりできるといいのになと。次のオフィスをどうしていくか、いままさに検討中です。

「無駄なものは排除されていく」ワークスペースのシェアをもっと日常的にしていく

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── 今後、どういった働き方が増えてくるとお考えですか?

無駄なものは排除されていく、これに尽きるかなと。「移動時間の短縮」「通信・コミュニケーションツール」「IoT」、この3つが揃うと、勤怠も管理できますし、どこでも働けるようになると思っています。コミュニケーションツールはすでにいろいろ整ってきているため、あとはIoTですね。

机の上にあったモノって、すべてWebのアプリケーションに替わってきているじゃないですか。それなのに、オフィスだけは形を変えていないのがおかしいなと思うんですよね。

それじゃあ家で働くのが増えるかというと、そうでもない気もしていて。社会的にも、みんなが家で働く、というのは許容されづらいと思います。とは言え、家と喫茶店の往復をしていても、「それってリモートワークなんだっけ?」と。

そこで変わるべきは、企業のヘッドクオーター(本社)のあり方。リモートワークを許容していく中で、企業自らサテライトオフィスをたくさん用意するのは、現実的には難しいですよね。

それであれば空いているワークスペースをシェアし合って、効率的に人が動くようになるのが理想ですし、今後はそういう働き方になっていくと思っています。

── 最後に、今後の展望を教えてください。

私たちのミッションは、「“全てのモノ・コトが最大限活用される社会”を、サービスを通じて実現する」というものです。そのため、いまは「会議室」のシェアに特化していますが、「ワークスペース」利用にもっと応えていきたいなと考えています。

やはり、カフェだと作業しづらいときってあるじゃないですか。そこで『Spacee』を見れば近くで作業できる場所を探せて、打ち合わせにも使える、という状態にもっとしていきたいです。

オフィスというものは、会社を象徴する場所、会社のイメージそのもので、なくならないと思うのですが、働く場所というのはもっと自由になっていいし、いろいろな業種の方々にとって『Spacee』を使ったワークスペースのシェアが日常的になればいいなと思います。その結果、働いている人たちの生産性を上げられればいいですね。

(書き手:永田 優介)

株式会社 スペイシー

会社HP spacee.co.jp

サービス spacee.jp

所在地 東京都目黒区目黒2-11-3

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取材を終えて

編集担当:佐々木

編集担当:佐々木

今回取材を通して感じたのは、時間の有効活用や仕事の生産性へのこだわりでした。会議室を始めとするスペースのレンタルサービスは、無駄な移動時間を失くすことで、場所だけでなく時間をも提供しています。オフィスを構え、そのオフィスでのみ仕事をしていた従来の働き方から、もっともっと柔軟に働き場所や働き方を変える企業が増えてくるのだろうなと思いました。「“全てのモノ・コトが最大限活用される社会”を、サービスを通じて実現する」という素敵なミッションのもと、会議室のレンタルを初め、これから生まれるであろう新たなサービスもとても楽しみにしています!

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