HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 100坪〜300坪 > 【nanairo】カフェのような心地よいオフィス
暮らしを彩る情報サイト「nanairo」の運営や、インターネット広告・ホームページ制作などをてがける、株式会社nanairoさん。新しいオフィスが完成したとのことで、今回「officee magazine」では初めて関西エリアでの移転インタビューに行ってきました。(公開日:2017/07/25)
株式会社nanairo
会社HP corp.nanairo.jp
移転先 アステリオ北堀江ザ・メトロタワー(大阪市西区北堀江1-2-19)
移転元 西本町中央ビル(大阪市西区阿波座1-13-13)
移転時期 2017年5月
移転規模 約26坪→約115坪
利用人数 約15名
nanairoさんが移転したオフィスは、四ツ橋駅5号出口の真横にあります。7階のエントランスに足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは床に書かれた「nanairo」の大きな文字。白を基調とした、壁のない明るい空間が広がっています。
打ち合わせやランチなど、マルチに使えるスペース。窓からの光がしっかり入るので、日中は電気を消していても十分な明るさです。
西海岸テイストのソファは、代表取締役・西田さんのお気に入りだそうです。所々にある植物の緑も、良いアクセントになっています。
オフィス内に設置されたキッチン。コーヒーのいい香りが漂っていました。ランチタイムには、自然とメンバーが集まります。
フリースペースには机とイスが並んでいて、まるでカフェのような雰囲気。どこでもPC作業ができるよう、各座席の足元にコンセントがついています。
オフィスの中央にあるボックス型の打ち合わせ・作業スペース。中は視界が遮られるので、集中力を高めたい時にもピッタリだそうです。鮮やかなブルーが目を引きます。
執務スペースも明るく、すっきりとしています。みなさん自社メディアの記事を作成中。黙々と作業されていました。
こちらは奥にある会議室。ペンダントライトで優しく照らされた空間は、温かみのあるデザインです。
それでは、今回のオフィス移転について、代表取締役の西田祐樹さんとSEM事業部ゼネラルマネージャーの赤堀順一さんにお話を伺っていきたいと思います。
業務拡大にともなって人員が増え、オフィスが手狭になっていたので、移転することになりました。エリアをかなり絞っていたので、はじめから候補物件が少ししかなかったんです。いくつかの物件名をインターネットで検索したところ、偶然「officee」を見つけて、問い合わせしたのがはじまり。2016年の年末から本格的に動き出し、2017年5月には内装工事を終え、オフィス移転が完了しました。
今後インターンの募集や新卒採用をするうえで、若い人たちが集まる場所にオフィスを構えたい、というのがありました。当初は梅田にするという案もあったのですが、メンバーの意見もふまえてこの四ツ橋付近にしようと。
2009年竣工で、外観もきれいだし、はじめから好印象でした。四ツ橋駅出てすぐのランドマークみたいな物件で。私が内見した時は、まだ前テナントさんが入居中だったのですが、その当時からしっかり内装を作り込みたいな、というイメージは頭のなかにありましたね。
内装のデザインは、木・コンクリート・緑をベースにしています。nanairoという社名なので、最初はデザイン会社さんからカラフルな内装の提案も受けたんですが、シンプルな感じが好きで。 社内はフリーアドレスで、どこでも仕事ができる環境にしました。イメージはカフェのような空間ですね。ノートPCとディスプレイを繋げて作業することが多いので、普段はみんな自分の席にいることが多いですが、基本的にはどこを使ってもOKとしています。
あと、どうしてもオフィスに壁を立てるのが嫌で(笑)。全体を見渡せるようにしました。壁がないとオープンな雰囲気になりますし、のちのち人数が増えてもレイアウトの組み換えがしやすいなと。ただ業務中は視線を切った方が集中できるので、壁の役割として所々にキッチンやカウンターを置いてみました。
四ツ橋駅出口からほぼ直結という立地なので、雨の日も便利ですね。オフィスの周りには飲食店なども多くて、みんな喜んでいます。社内の雰囲気も明るくなって、メンバー同士の会話も増えたかな。日々楽しく仕事ができていますね。
それと、移転してからオフィスの写真をFacebookやインスタグラムに上げたら、とても反響があって。お仕事をいただける機会も増えたんです。インターネット広告の業界ってまだまだ不透明な部分が多いので、「ちゃんとしたオフィスがある会社なんだ」っていう安心感も生み出せていると思います。
私たちは、インターネット広告の販売や、メディア運営を主軸にしています。インターネット業界って、いま非常に問題が多いんです。広告1つをとっても、クライアント自身がよく分からない状態で物事が進められてることがよくあります。騙してものを売る人もいるし、それを買ってしまうユーザーもいる。不動産業界も同じだと思うんですが、不透明だからこそ不幸が多いんですよ。私たちは自社でメディアを運営しているからこそ、ユーザーとの接点が多いので、少しでも正しい情報を伝えたいと考えています。まだ100%ではないし、できていないことも沢山ありますが、メディアが続く限り今後もずっとブラッシュアップし続けていかなければ、と思っています。
情報って日々変わるんですよね。追いきれないけど、信念を持って追い続けなければいけない。WEBコンテンツとかメディアって言うと一見華やかに聞こえるんですけど、実際にやっているのは粛々とデータを集めて整理していくこと。大半が地道な作業なんですよね。
私たちはコンテンツの量よりも、正確かつ有益な情報発信にこだわっています。情報の精度を高めるために、メンバーが自主的に薬事法を勉強したり、サプリメントアドバイザーという資格をとったりもしていて。今後は、「nanairoなら信頼できる」っていうメディアにしていきたいですね。世の中に色んな情報があふれている中で、ユーザーが正しい情報を選んで幸せになれるような、そんなインターネットの世界をつくっていけたら、と思います。
取材に伺い、おしゃれな内装に驚きました。こんなオフィスで働いてみたいです!カフェのような華やかな空間の中で、社員の皆様が真剣にパソコンに向かっている様子が印象に残っています。西田社長のおっしゃっていた、オフィスの内装で「壁をつくりたくなかった」という言葉が、正しい情報を包み隠さず発信するnanairoさまのサービスとリンクしているように感じました。この度はご利用いただき、ありがとうございました!
業務が終わった後みなさんでチャンバラ大会のイベントに参加されるほど、とても仲が良いnanairoさま。オープンでフラットな社風を、壁のないオフィスが見事に表現していると感じました!インターネットの「負」をなくしていきたい、という思いに心動かされると同時に、こつこつと地道な作業を続ける大切さを再認識したインタビューでした。今後のサービス展開も、心から楽しみにしています!
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