HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 100坪〜300坪 > 【エビリー】太陽の光が入りやすく明るくて気持ちの上がる環境で、従業員にとって「来たい」と思ってもらえるようなオフィス
株式会社エビリーさまがMFPR渋谷ビルにオフィスを移したのは、2021年10月。賃貸物件探しでもっともこだわったのは「以前のオフィスと近い立地であること」だそうです。
株式会社エビリーさまに、新オフィスを選んだ理由や内装のポイントなどを伺いました。(記事公開日:2022/04/04)
立地と金額、景色の良さが決め手でした。以前のオフィスと立地が大きく変わらないよう、渋谷や恵比寿付近で新しいオフィスを探していました。30件ほど内覧したと思います。このオフィスは、以前入居していたビルから近いこともあり、ふらっと内覧をしたところ、景色の良さに一目惚れしました。広さも丁度よく、金額も渋谷エリアの中では安値だったので、即決しました。
リモートワークとオフィスワークを併用した働き方のため、オフィス出社時には顔を合わせてコミュニケーションがとれる空間が必要と考え、面積の半分をオープンスペースにしました。広々としたホールの中央に設置したバーカウンターが特徴的です。コーヒーサーバーやお菓子などを置いていることもあり、頻繁に人が立ち寄るスポットです。ランチを食べたり、雑談をしたりと、色々な使われ方をしています。空いている時はここで業務するメンバーもいますよ。バーカウンターのスツールは高さがあるので、オフィスチェアに座っている時と体制が変わり、良い気分転換にもなります。また、社内外のセミナーやイベントをオープンスペースで行うこともあります。広々としているのでソーシャルディスタンスもとりやすく、使い勝手が良い空間です。
各会議室もこだわって内装しました。余裕をもった広さにしているので、空間がゆったりとしています。また、壁はガラス張りで、誰がどこにいるのか一目で把握でき、外からアイコンタクトもとれるので、とても使い勝手がいいです。社外とのリモートミーティングではテレフォンブースも役立っています。雑音を気にせず会話ができますし、セキュリティー面でも安心感があると好評です。
また、撮影場所として使えるスタジオルームを新しく設置しました。オンラインセミナーの配信などに使われています。今までリアルの場で行っていたセミナーやイベントが、コロナ以降は軒並みオンラインでの配信になったので、こちらも利用頻度は高いですね。
今回の移転は増員に伴う拡張移転だったのですが、以前と比べて格段に広くなりました。執務スペースにゆとりが生まれただけでなく、広々としたラウンジや会議室、撮影スペースなどもつくることができ、とても快適になりました。また、以前は複数のオフィスにメンバーが散らばっていたのですが、オフィスを一つに集約したことで、効率や働きやすさも向上しました。
それから、太陽の光が入りやすく、明るくて気持ちの上がる環境にもなりました。産業医からのアドバイスを受け、採光をたっぷり取るようにしました。今のオフィスは12階で景色もいいですし、窓面も大きく、清々しい雰囲気です。
これらの効果か、今のオフィスに引っ越してから、出社率が上がったように思います。従業員にとって「来たい」と思ってもらえるようなオフィスになっていたら嬉しいですね。
コロナを経験し、リモートワークとオフィスワークを併用した働き方が主流となりました。部署や感染状況にもよりますが、現在は輪番制による週2回の出社を原則としています。コロナ前は毎日出社するのが当たり前だったので、リモートワークの普及は大きな変化でしたね。通勤のストレスが少なくなり、メンバーからも好評でした。その日の都合によって働き方を選べるおかげで、ワークライフバランスが取りやすくなったと思います。
オフィスでは、在宅とは違う環境を用意することで生産性を高めたいと思っています。例えば、執務スペースには島の形になっているデスクもあれば、窓際席などもあり、タスクの内容や気分によって様々な業務環境を選べるようにしています。もちろん、ラウンジスペースでの業務もOKです。
それから、コミュニケーションの促進も大切にしています。オフィスに出社している時はリアルな場でのコミュニケーションを通して、エンゲージメントを高めてもらいたいです。バーカウンターやラウンジスペース、豊富な会議室をつくったことも、その一環です。仕事は一人でするものではなく、チームで取り組むからこそ、大きなことが成し遂げられると思っています。オープンでコミュニケーションが取りやすいオフィスが、その一助になればいいなと思っています。
リモートとオフィス勤務のメンバー同士がスムーズなコミュニケーションをとれる工夫もしています。例えば、すべての会議室にマイクとカメラを設置し、円滑な会話をサポートしています。ミーティングの際、社内にいるメンバーはなるべく会議室に集まるようにし、一体感がリモートメンバーにも伝わるようにもしています。
今後コロナが収束した際には、さらにコミュニケーションを促進すべく、バーカウンターを使っての社内交流会なども行いたいですね。他部署と情報交換をして、人となりをもっと知ることで、いい刺激を受けてもらいたいです。メンバーのご家族をオフィスに招待するイベントを行うなど、これからもっとオフィスを活用していきたいと思います。
(photo:エビリーさまご提供/text:呂 翔華・福家 実咲)
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