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アソビュー株式会社

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【アソビュー】ミッションを体現するDIYオフィス

「とっておきのワクワクを、もっと身近に、すべての人に。」というミッションを掲げ、日本最大の遊び・体験の予約サイト「asoview!(アソビュー)」を運営するアソビュー株式会社さんのオフィスインタビューに行ってきました。(最終更新日:2015/07/31)

アソビュー株式会社

会社HP www.asoview.co.jp

移転先 JIKビル(渋谷区神宮前2-7-7)

移転元 A-PLACE青山(港区北青山2-11-3)

移転時期 2015年3月

移転規模 約50坪→約147坪

利用人数 約100名

エントランスを入ると、芝生に薪木、極めつけにはテントが張られているという“キャンプ”感満載の雰囲気。仕切りの向こう側は、来客用のミーティングスペースとなっています。

アソビュー オフィス2

テントはただ置かれているわけではなく、立派な会議スペースとして使用されています。普通にお客様との打ち合わせもこちらで行われるとのことで、案内されるとびっくりしそうです。

アソビュー オフィス3

一番広い会議室がこちら。壁にはボルダリングのカラフルなホールドが取り付けられています。ドアなどの木目は本物の木材ではなく、カッティングシートが貼られていました。移転されてから手作りで作られたそうです。

アソビュー オフィス4

執務室は仕切りが無く、採光もしっかりしているため、明るく広い印象を受けました。

アソビュー オフィス5

執務室の奥に位置する休憩スペース。ランチタイムにこちらでくつろぎながら食事を楽しむ方が多いそうです。

アソビュー オフィス6

オフィス内のあちらこちらで、活気が溢れていました。

アソビュー オフィス7

アソビュー オフィス8

アソビュー オフィス9

アソビュー オフィス10

アソビュー オフィス11

それでは、今回のオフィス移転について、執行役員 CFOの河合辰哉さんにお話を伺っていきたいと思います。

執行役員 CFOの河合辰哉さん

── 今回、オフィス移転をされた理由は何でしょうか?

アソビュー オフィス12

前のオフィスでは、およそ50坪ほどを30〜40名で使用していました。最終的には「ぎゅうぎゅう」になりましたね。人数が増え、事業拡大に伴うオフィス移転でした。
ちなみに、前のオフィスは間借りをしていたので、今回の移転で初めてオフィスを“独立”させた形になります。間借りをしていた時は、デメリットというのは全く無く、むしろメリットの方が大きかったですね。借りているスペースでは打ち合わせ場所が足りない時に貸していただいたり、社内の交流があったりエンジニア向けのイベントを共同で開催したりできたのは、間借りをしていたからこそだと思います。
移転をしてから数ヶ月で一気に人が増え、今ではアルバイト・インターンを含めて100名ほどになりました。オフィスを独立して、自分たちのオフィスを自分たちの意志で作っていけるというのは、やはり移転をしたメリットですね。

── 今回のオフィス選びでこだわられたポイントは?

アソビュー オフィス13

まずはオフィスとして十分なキャパシティがあるということ、拡張性があることがポイントでした。でも実は、ここまで急に人が増えるとは思っていませんで、移転した当時、自分たちには広すぎるとも思っていたぐらいでした。結果的には、人数規模が急拡大しましたので、良かったです。現状でも、ワークスペースを確保しようと思えば更に確保できるのですが、憩いのスペースとして残しています。
次に、雰囲気の良さは重視しました。このオフィスは、ガラス張りで陽の入りが良かったので、そこは大きな決定要因となりました。
場所については、渋谷から青山にかけてや、赤坂などの港区近辺が良いと思っていました。原宿からも外苑前からも徒歩圏内で、若者も集まる街の雰囲気を持ったこの場所を気に入っています。また、インターネット系のベンチャーらしく、おしゃれなイメージがある街の方が、アルバイトやインターンの募集も集まりやすいという、採用観点の理由もありました。

── オフィスづくりや内装のテーマについて教えてください!

アソビュー オフィス14

私たちは「とっておきのワクワクを、もっと身近に、すべての人に。」というミッションを掲げ、ワクワクする体験を探せる「asoview!」というサービスを提供しています。そのうえで、自らがワクワクして働けていないとダメだろう、ということで、自分たちが楽しくなるようなオフィスにしたいと考えました。
まだまだスタートアップで事業を頑張っていて、コストの制約もありますが、できることはやろう、ということで“手作り”で内装を作っていきました。元々移転してきた時は、会議室のパーテーションだけが造作としてありましたが、他には何も無く、のぺっとした状態でした。そこから、玄関スペースは「キャンプ場」、会議室は「バンガロー」、休憩スペースは「ピクニック」というテーマをそれぞれ決めて、全社員で役割分担をしました。少しずつ、2〜3週間ほどかけて、メンバーがテーマを具体化し、形にしていきました。まるで文化祭のようで、楽しい体験でしたね。実際に出来上がって、手作りの良さもありますし、コストとしても「めちゃくちゃ安く」できました。

── 事業のこれからの展望について教えてください!

アソビュー オフィス15

主軸のビジネスはBtoBtoCモデルで、遊びを体験される方を「ゲスト」、遊びを提供される事業を「パートナー」と呼び、それらをマッチングするプラットフォームが「asoview!」です。旅行という市場と、週末・お出かけという市場の2つにサービスを提供しています。
今後の展開として、まずはゲストにより楽しくてよりワクワクするようなプランを増やしていきたいと考えています。現在330ジャンル約9,500プランの選択肢を、ジャンル・プランともに拡大していきたいですね。そして、一人でも多くのゲストに「asoview!」を使っていただき、ワクワクする体験をしてもらいたいです。最終的には、飲食の「食べログ」のように、遊びや面白い体験といえば「asoview!」、というブランド認知が高まることが目標ですね。
また、BtoBのサービスも提供しており、行政や一般企業からプロモーション費をいただいて、観光地や体験などをPRするお手伝いをしています。三重県の事例では、伊勢神宮だけを観光して物見遊山だけで帰ってしまうという地域の課題を解決すべく、いろいろな体験をご紹介し、「着地型観光」のアピールにご協力をしました。そして、そのパートナーとして、JTBさんとも資本業務提携を結びました。
スタートのタイミングは決まっていませんが、「asoview!」の多言語化など、インバウンドへの対応も進めたいと考えています。また、当社は、アウトドア・インドア含めて、遊びや体験を日本で一番持っている会社だと思っています。そういった、モノじゃなく“コト”を扱う、企業向けサービスを今後やっていきたいです。
メンバーは、体を動かすのが好きだったり、趣味を持っていて遊びが好きな人が集まっているので、そういう人がいいのかなと思います。ベンチャーなので、新しいものを自分で創っていくという気概を持ち、業界を変えるというということに挑戦したい気持ちを持ったメンバーに集まってほしいですね。(アソビュー株式会社の採用情報はこちら)

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取材を終えて

営業担当:阪口

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新しいオフィスにお邪魔して、すぐに目に飛び込んできたのが手作りのエントランスに芝生、そして大きなテントの中にある“会議室”でした。「とっておきのワクワクを、もっと身近に、すべての人に。」というミッションのもと、まさにすべての人がワクワクできるオフィスづくりをされていて、心が弾みました。
私が地方出身ということもあって、地方を活性化するという日本の将来にとって大切な事業をされているアソビュー様を、心より応援しています。休日にはラフティングやボルダリングもしているので、「asoview!」を利用させていただきます。この度はまことにありがとうございました。

編集担当:梁原

編集担当:梁原

今回のインタビューで印象的だったのは、これまで現地の観光パンフレットや看板にあった情報を、インターネットに集めて、かつ、予約までできるようにしたのが「asoview!」というサービス、というお話でした。いきなり情報が向こうからやってくることはなく、まさに血の滲むような努力を積み重ねられ、情報やコンテンツを充実させていらっしゃるんだということがお話から伝わってきて、感銘を受けました。「とっておきのワクワク」の裏には、さまざまな苦労があるのに、それすら「自分たちもワクワク」して乗り越えようという姿勢を、みなさまの働かれている姿から感じられました。アソビューのみなさま、取材へのご協力ありがとうございました!

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