お気に入りの登録はありません。
閲覧履歴はありません。

  • facebook
  • twitter
  • b
  • mail

【SBI損害保険】「社員にとって一番いいオフィス」をテーマに、ボトムアップ式のオフィスづくりを実現。会社と社員、双方にベストな選択をし続ける

「新しい時代に、新しい保険を」を企業理念に掲げ、様々な挑戦を続けてきたSBI損害保険株式会社。2020年より「プライスリーダーからゲームチェンジャーへ」をコーポレートスローガンに掲げてDXを強化するとともに、非対面チャネルと対面チャネルの両面拡充を推進しています。

同社は2022年9月、住友不動産西新宿ビルに新しいオフィスを構えました。オフィスづくりで最もこだわったのは「社員にとって一番いいオフィス」であることです。

SBI損害保険株式会社 塩見さまに、オフィス開設の経緯や内装のポイントなどを伺いました。(記事公開日:2024/12/19)

オフィスづくりを「トップダウン式」から「ボトムアップ式」へ

── はじめに、新宿オフィス開設の経緯を教えてください!

新宿オフィスは、社員の働きやすさの追求と、社内外への発信拠点の立ち上げを目的として開設しました。これまで何拠点もオフィスを立ち上げてきた弊社にとって、この新宿オフィス開設は非常に意味のある、新しい試みだったんです。

というのも、それまでのオフィスづくりは役員や部長だけで決定していく、いわゆるトップダウン式でした。「社員のため」と銘打っていても、どこか質実剛健さが拭えず、飾り気のないシンプルなオフィスになってしまいがちでした。

これから先、社員のエンゲージメント向上や採用力向上を考えると、トップダウン式ではなくボトムアップ式のオフィスづくりに変えていくべきだと思い、それを初めて実践したのが新宿オフィスでした。

具体的には、社員の声を聞きながらオフィスに必要な要素を精査したり、従来のオフィスには無かったようなデザイン性の高い家具・かわいい内装を採用したり。まさに、社員のモチベーションが上がるオフィスづくりを実現することができました。

塩見様


── 当社は、そんなSBI損保さんの新たなオフィス計画に携わらせていただいたんですね。以前からお付き合いのある内装業者さんがいらっしゃったそうですが、なぜ当社にお声がけいただいたのでしょうか?

せっかくの新しい試みだからこそ、従来の取引先だけでプロジェクトを完結させるべきではない、と考えたからです。

実は、弊社には15年ほど付き合いのある内装業者さんがいて、過去のオフィス内装はすべてお任せしていました。意思疎通もスムーズですし、決裁者の好みに寄せた提案をしてくれるので、従来のオフィスづくりでは非常に助かっていました。ただ、今回ボトムアップ式でプロジェクトを進めるにあたり、まったく新しい視点が必要だと思ったんです。

そんな中、以前からオフィス関連のコンサルをお願いしていた方に「いい担当者がいる」と教えてもらい、47内装さんにご連絡したのがファーストコンタクトでした。

エントランス

エントランス

若手の意見を取り入れ、「社員にとって一番いいオフィス」を実現

── 内装のレイアウトやデザインは、どのように決めていったのでしょうか?

レイアウトやデザインに関しては、ボトムアップ式で社員の意見を吸い上げつつ、47内装さんのご提案を踏まえて議論し、若手の意見を反映させながら決めていきました。

弊社が期待した通り、47内装さんが若手のニーズを掴んだデザイン案をゼロベースで出してくださったのが非常に良かったです。過去のオフィスに囚われず、まさに新しい試みにふさわしいオフィスになったと感じています。

また、要件定義の段階から若手の声を吸い上げていたおかげで、オフィス完成後に社内でネガティブな意見が挙がることもありませんでした。

休憩時間を一人で過ごせる「Library Space」

休憩時間を一人で過ごせる「Library Space」

社員同士が向かい合って歓談できるファミレス席

社員同士が向かい合って歓談できるファミレス席

その後、新宿オフィスに続いて鳥栖オフィス、仙台オフィスも47内装さんにお願いしています。どの拠点にも共通するポイントですが、そこで働くメンバーのことを最優先に考え、「社員にとって一番いいオフィスをつくる」ことを大切にしており、今後もこのテーマを継続していきたいと考えています。

仕事のオン/オフをつけられるようデザインした「Home Space」

仕事のオン/オフをつけられるようにデザインした「Home Space」

個室タイプの休憩スペース

個室タイプの休憩スペース

ハード面だけでなくソフト面での変化も。オフィスづくりをきっかけに、情報の透明性や業務の生産性が向上

── ワークプレイスについて、大切にされていることを教えてください!

社員が出社したくなるようなオフィスづくりを常に心がけています。わざわざ時間をかけて出勤するわけですからね。また、対面ならではの自然な会話が発生し、事業や組織におけるイノベーションが起こりやすくなることも重視しています。

加えて、オフィスは見た目がすべてだとは思っていません。あくまで働きやすさが最優先事項です。社員の業務効率や生産性が上がらなければ、会社としてはプラスになりませんからね。

テレワークが進むこの時代に、あえて出社を原則として、オフィスへの投資をすると決めた以上、会社にとっても社員にとってもメリットをつくっていくべきだと思っています。同時に、費用対効果もしっかり見極めていくべきだと考えています。

── 新宿オフィスの開設を機に、何か変化はありましたか?

新宿オフィスの開設を機に、ハード面だけでなくソフト面でも変化がみられています。

その一例が、「社内FAQ」の新規作成です。簡単に言うと、社内マニュアルのアップグレード版のようなものですね。以前は社内マニュアルがあったものの、新設ルールを反映してもなかなか参照してもらえず、社員間で認識の差が生じたり、同じような問い合わせに多くの時間を割いたりしていたんです。

そこで、いつでも誰でも簡単にアクセスでき、必要な情報が探しやすい「社内FAQ」をつくることにしました。初めは社員が使ってくれるかどうか不安でしたが、整備が進んで「社内FAQ」が充実していくにつれて、利用者も利用頻度も増えていきました。社員の業務効率はもちろん、情報の透明性も格段に上がったと思います。環境の変化をきっかけに、皆さんの意識や行動が変わったことが大きいと感じています。

塩見様


── それでは最後に、今後のオフィス戦略を教えて下さい!

今回のオフィス計画に関しては、2020〜2025年の期間で予定していたので、内装・施工関係はいったん落ち着く予定です。とはいえ、本計画とは別で、渋谷オフィスや六本木オフィスなどは移転やリニューアルなどを検討しており、すでにプロジェクトも動き始めているんです。

また、BCP(事業継続計画)についても積極的に取り組んでいるので、都心以外にもオフィスを構える計画を進めていかなければならない状況です。またぜひ47内装さんにお声がけさせていただければと思っています。

(photo:西尾 和生/text:福家実咲)

SBI損害保険株式会社

会社HP https://www.sbisonpo.co.jp/

入居物件 住友不動産西新宿ビル4号館

所在地 東京都新宿区西新宿4-33-4

移転時期 2022年9月

移転規模 約328坪


Facebookでシェア
Twitterでツイート

物件探しでお困りの方は、経験豊富な専任スタッフにお気軽にご相談ください。

電話で相談する

メールで相談する

0120-981-247

お問合わせ受付時間 平日 9:00 - 19:00

  • 全物件仲介手数料は無料

    全物件
    仲介手数料無料

  • 専任スタッフが契約までサポート

    専任スタッフが
    契約までサポート

  • 全国の賃貸オフィスの取り扱い

    全国の賃貸オフィス
    の取り扱い

関連する記事