HOME > officee magazine > ニュース解説 > 【NEWS】サントリーグループ、田町ステーションタワーNに移転
サントリー食品インターナショナルは、2020年竣工のmsb Tamachi(ムスブ田町)田町ステーションタワーNに移転することを発表しました。
今回移転を発表したのはサントリー食品インターナショナルのみですが、サントリーグループ全体(もしくは一部)でオフィスを移転すると見られています。
【下記転載】
サントリー食品インターナショナル(株)は、経営効率の向上と事業一貫の強化、また、サントリーグループ内のシナジー効果を図るため、現在の東京都中央区京橋から、東京都港区芝浦に移転します。
― 記 ―
1.移転先
東京都港区芝浦三丁目1番1号 田町ステーションタワーN
JR田町駅徒歩3分(直結)
2.移転予定時期
2021年春頃
編集部コメント
現在、本社として東京スクエアガーデンを約2,600坪利用しているサントリー食品インターナショナル。2021年の春頃に移転するということなので、二次空室が出てくるのは2021年の秋頃でしょうか。長らくまとまった空きが出ていない物件なので、八重洲・日本橋界隈の企業間で新たな動きが出てくるかもしれません。
さて、サントリーグループと言えば、5年前に買収した米ビーム社との蒸留酒事業の統合作業が2019年3月に完了したばかり。拠点を集約することによって、グループ内における商品開発の促進や販路の活用といったシナジー効果が期待できるため、「攻めの統合移転」に踏み切ったと言えるでしょう。
企業文化やシナジーの形成といった利点を求め、オフィスを1つに集約させる企業が増えている一方で、拠点をあえて分散するケースもあります。グループ各社の取引先へのアクセスを重視したり、総額の家賃コストを抑えるなど、その理由はさまざま。全国的にオフィスの空室率が低い今、各企業が経営戦略に応じて適切な選択をすることが急務となりそうですね。
(記事公開日:2019/11/08)
【NEWS】イケア・ジャパン、渋谷に法人向けのビジネスプランニングスタジオを開業
2019/12/20
イケア・ジャパン株式会社は、渋谷に日本初の法人向けビジネスプランニングスタジオを開業すると発表しました。オフィス市場の観点から、編集部スタッフがニュースを解...
【NEWS】京急とトヨタが協業、品川駅西口地区シナガワ グース敷地で再開発
2020/04/15
京浜急行電鉄は、品川駅西口地区で構想中の再開発について、トヨタ自動車と協業しながら大規模複合施設を建設していくことを発表しました。オフィス市場の観点から、編...
【NEWS】ソフトバンク、東急不動産と竹芝地区でスマートシティを共創
2019/07/30
2020年に竹芝への本社移転を予定しているソフトバンクは、東急不動産が進める竹芝地区の再開発について共同で街づくりに取り組み、最先端のテクノロジーを活用した...
【NEWS】ヤプリ、住友不動産六本木グランドタワーに移転
2019/05/31
アプリプラットフォームを提供する株式会社ヤプリは、2019年6月3日より東京本社オフィスを住友不動産六本木グランドタワーに移転することを発表しました。注目企...
【NEWS】四谷駅前の再開発、名称が「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」に決定
2019/06/05
四谷駅前で行われている四谷駅前地区第一種市街地再開発事業の名称が「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四谷)」に決定しました。オフィス市場の観点から、編...