HOME > officee magazine > エリア特集 > 眺望の良いオフィスを探したい!都心でも緑が見える意外なエリア~新宿区・渋谷区・千代田区~
都心で働く生活は何かと気疲れしてしまうもの。癒やしが注目される昨今、「緑が見える」オフィスにこだわる方が増えています。緑が見える環境のメリットは、癒し効果だけではありません。作業効率が上がったり、ご来客の方とちょっとした話題になったり。様々な利点があるからこそ、人気が高まっているのでしょう。
そんな「緑が見える」オフィスを東京都心で探すなら、どんなエリアが最適でしょうか?オフィス選びで人気の新宿区・渋谷区・千代田区から、実は知られていない、とっておきのエリアをご紹介します。(公開日:2017/07/31)
はじめにご紹介するのは、西新宿に所在する新宿中央公園。
世界でも有数の高層ビル群のなかにありながら、8万8000㎡の広大な敷地を誇る公園です。
都庁前駅、西新宿駅から各徒歩5分と、交通アクセスは抜群。新宿駅からも西口地下通路の「動く歩道」を使用すれば、徒歩15分足らずで到着します。
新宿中央公園の東側(西新宿1丁目)は言わずと知れた高層オフィスビル街。西新宿のシンボルとなっている都庁をはじめとして、小田急第一生命ビルや新宿NSビルなどの大型ビルが立ちならびます。一方、公園西側(西新宿3~5丁目付近)には比較的低層な、住友不動産西新宿ビル3号館などのオフィスビルがあります。
新宿中央公園周辺で「緑が見える」オフィスを探すなら、高層ビル群も一緒に見ることのできる公園西側がおすすめです。
これだけ迫力のある緑と都会的な高層ビル群を同時に楽しめるのは、日本中探してもこの西新宿だけでしょう。
次にご紹介するのは、若者の街・原宿にほど近い代々木公園。
隣接する明治神宮とあわせて東京では定番の観光スポットです。
最寄駅は原宿駅・代々木公園駅で、駅の出口から出るとすぐに緑が見えます。渋谷駅からも代々木公園の入口までは徒歩15分。少し散歩をするにはちょうどいい距離です。
代々木公園の西側は低層なビルが並びます。また、閑静な住宅街のなかにSOHO物件が多く存在するのもこのエリアの特徴です。一方、公園東側の原宿エリアは、店舗ビルがひしめくとても賑やかな街。オフィスビルとしては2017年9月竣工の神宮前タワービルディングが注目されています。
代々木公園周辺で「緑が見える」オフィスを探すなら、JRの線路沿いや少し距離のある高層のビルからでも森が望める、公園東側の原宿エリアがおすすめです。
代々木公園はとても広く東側に高いビルがないため、空と木々が広がるばかり!都会の喧騒を忘れて、じっくり作業に打ち込めそうですね。
最後にご紹介するのは、皇居の西側に位置する江戸城外堀跡。
赤坂見附(赤坂門)から飯田橋(牛込門)にかけて国指定の史跡となっています。(一部、千代田区だけでなく新宿区・港区にも属します。)
最寄り駅は赤坂見附駅・永田町駅から四ツ谷駅・市ヶ谷駅・飯田橋駅まで。地下鉄の主要乗換駅が多く、交通も便利な地域です。
市ヶ谷・四ツ谷周辺は、靖国通りや新宿通りなどの道路沿いにオフィスビルが立ちならび、50坪以下の募集が多いのが特徴です。一方、赤坂見附周辺にはニューオータニガーデンコートや東京ガーデンテラス紀尾井町などのハイグレードビルに有名企業が集積しています。
江戸城外堀跡周辺で「緑が見える」オフィスを探すなら、外堀の水と緑だけでなく近代的な街並みも見下ろせる、赤坂見附エリアがおすすめです。
江戸時代に築かれた緑豊かな外堀と、ここ数十年のうちに建設されたばかりのビルや首都高速道路。歴史の変遷にまで思いを馳せたくなるような凝縮された光景です。
新宿中央公園、代々木公園、江戸城外堀跡──どれも東京に住んでいる人にはよく知られている場所でしょう。しかし、オフィスから眺めるとまた違って見えます。それぞれ規模も歴史も異なりますが、窓からこうした緑が見えると忙しいなかでもゆとりを持てそうですね。
今回は「緑が見える」オフィスがテーマでしたが、少し変わった角度からオフィス選びをしてみると思いがけない物件に出会えるかもしれません。賃料や立地などのシビアな条件はもちろん大切ですが、眺望もオフィス移転のひとつの決め手。いろんなアプローチをしてみることで、きっと納得感のあるオフィスを見つけることができるでしょう。
(text:安宅未来)
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