HOME > officee magazine > ワークスタイル > 【Macbee Planet】社員一人ひとりが抱く夢を実現するために。より良いオフィス環境と社内制度を目指して
2015年8月25日に設立し、翌年から複数の経済系メディアで注目のベンチャー企業としてランキング入りするなど話題を集めている、株式会社Macbee Planet。
ユーザーのActionを起点にプロモーション設計を行う「アクションドリブンマーケティング」を提唱し、ビジネスモデルの独自性や成長率の高さから、2016年・2017年・2018年と3年連続で「ベストベンチャー100」を受賞しました。
現在社員は約28名で、オフィスは渋谷駅から徒歩5分ほどの場所に位置しています。
今回、同社のオフィス設計におけるこだわりや今後の展望についてお話を伺ってきました!(公開日:2018/02/20)
黒田:もともとこの物件の5階を借りていて、徐々に社員人数が増えてきたため、2017年8月に4階のフロアを増床しました。
黒田:社員のみんなが、この物件を気に入っていたからです。採光が良いので開放感があって、エントランスも綺麗ですし、こだわりの「ダリ部屋」もあったので。また、周辺には飲食店が多かったりと、とても働きやすい環境なんですよね。
粟田:最初にこの物件に入居した際も、立地の良さはポイントになっていたようです。あと利便性だけでなく、すぐ近くに豊栄稲荷神社や金王八幡宮があって、「いい運気が舞い込んでくる」と。実際、ここ数年で事業も拡大しており、何かパワーのようなものを感じますね。
黒田:4階は執務スペースになっていて、業務でエリアを分けて利用しています。間仕切りなどはしておらず、弊社はフリーアドレスを採用しています。
浦矢:営業はPCさえあればどこでも作業ができますし、他の社員との交流を促進する狙いもあり、増床後に初めてフリーアドレスを採用しました。隣同士が程良い距離感になるように、何度か設計し直しています。
黒田:家具選びにもこだわりがあります。椅子は、弊社のデザイナーがネットで調べた中から3つほどおしゃれなものをピックアップして、最終的に社内投票で決定しました。あと、壁側には木のカウンターを設置しています。カフェのような雰囲気をイメージしてつくったのですが、社員からも好評ですね。
東:執務スペースにはコンパクトなスタンディングテーブルもあります。長時間座ったままの姿勢でいると身体に負担がかかるので、たまに立ちながら作業ができるのはとても良いです。みんなから見える場所にあるので、注目は集まりやすかったりしますけど(笑)。
浦矢:5階には、受付や会議室、セミナーの際に使う部屋などがあります。内装は、弊社のデザイナーがすべて担当しました。会議室は部屋によって雰囲気を変えており、テーブルの素材や椅子の色にもこだわっています。
黒田:弊社のロゴであるハチのモチーフを設置しました。社名の「Macbee」には、“世の中に幸せをまくハチ(bee)” という意味が込められているんです。大きなロゴでインパクトを出しつつ、木と緑を多くすることで柔らかい雰囲気になるように意識しました。ご来社いただいた方からも好評ですし、私自身とても気に入っています。
黒田:こちらは「ダリ部屋」といいます。オフィス設計を担当した弊社のデザイナーが、高校の時から画家のサルバドール・ダリに憧れていて。「いつかダリの部屋をつくりたい」という夢をずっと抱いていたんです。
弊社の企業理念「個々が抱く目標・夢を実現する組織に。」を体現するためにも、その夢を叶えよう!ということで、この部屋をつくるに至りました。
黒田:設計時は、デザイナーの荻野がわざわざミニチュア模型をつくって綿密に配置を決めたようです(笑)。家具はすべて個別で注文し、照明の当たる方向を微調整したり、エアコンにもペイントを施すなど、細部までこだわり抜いていて本当に感動しました!
粟田:主に、クリエイティブチームの打ち合わせに使用しています。この部屋にいると集中力が増し、創造力が豊かになるので、社員が一人で使用することもありますね。また、応接間として使用することもあり、お客さまにご来社いただいた際には最初の会話がとても弾みます。
黒田:福利厚生制度の充実にも積極的に取り組んでいます。具体的には、ノマド制度や美容サロン費半額、月1であみだくじをして社員の交流や意見を深めるシャッフルランチ、住宅手当、Wi-Fi設備、出産前後休暇、社員旅行、マッサージ制度などがあります。美容サロン費半額は、プロモーションで何度もご協力いただいている代官山の有名サロン「BERONICA(ベロニカ)」で利用することができます。全社員が受けられる特典なのですが、女性社員にとって非常に助かるのでとても人気ですね。
粟田:福利厚生については、社員の意見を積極的に採用してもらえるので、とても風通しが良い社風だと感じます。社員同士で、より働きやすい環境にするにはどうしたらいいか意見を出し合うことも多いんです。シャッフルランチの議題でそういったことを話し合い、そこで出た意見を役員が取り入れることで実際に制度化されたものも多数あります。
浦矢:BBQ、花火大会、ボーリング大会、お花見、忘年会など、社内イベントが多いのもMacbee Planetの特徴です。また、社員の誕生日を祝うバースデーパーティーも実施していて、プレゼントをあげたり、時にはサプライズを企画したりもします。こうしたイベントで社員同士の交流を深める機会が多いことも、働きやすさに繋がっていると感じますね。
小嶋:「Planet(惑星)」とは、恒星の周りを公転して、恒星が放つ光を反射する天体のことを指します。弊社ではその惑星を社員、恒星をクライアントに見立て、クライアント(恒星)を360度サポートして良い方向へと運命を司り、そして社員一人ひとり(惑星)が輝き続ける、という意味を込めているんです。また、恒星の周りを回る惑星のように、デジタルを軸に、戦略的な統合型プランニングで業界に改革を起こすという決意も込めています。
小嶋:「個々が抱く目標・夢を実現する組織に。」という理念にもあるように、社員一人ひとりが成長できる環境を整えていきたいと考えています。たとえば、個人面談については1〜2ヶ月に1度という頻度で実施しており、会社の方向性を共有したり、個人が叶えたい目標・夢をしっかりと伝えられる場を設けています。
個人面談では、新規事業計画案を役員に直接提案することもできます。また、たとえば「タイに住みたい」といった個人的な夢でも、そのためには今何をすべきかを役員と一緒に考えて、夢に向かって目標を設計するんです。この面談は、社員にとってもMacbee Planetにとっても大切な時間になっていると思います。
小嶋:今は28人ほどの規模なので、規律を重んじた社内ルールを設定していますが、将来的にはフレックス制の導入などを試みながら、世界のIT企業のように「自由度の高い働き方×高い生産性」を実現できる企業を目指しています。また「オフィス採用戦略」という言葉があるように、優秀な人材獲得のためにも、従業員のモチベーションを高めるオフィスづくりに取り組んでいきたいと考えています。
(photo:服部健太郎/text:木村うい)
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