HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 100坪〜300坪 > 【LAETOLI】「オフィスに来させるのではなく、来たくなるオフィスにすること」が最も生産性向上に直結する
LAETOLI株式会社さまがD-LIFEPLACE南青山にオフィスを移したのは、2021年9月。
LAETOLI株式会社さまに、新オフィスを選んだ理由や内装のポイントなどを伺いました。(記事公開日:2022/2/18)
前のオフィスのすぐ隣で、交通の利便性も変わらないので、スムーズにオフィス機能を移行できました。理想の広さで、建物も新しく、使い勝手がいいですね。
広くなった分、解放的なラウンジスペースや、会議室の増加、執務スペースの拡張など、プラスの変化が多く、従業員のモチベーションが上がりました。
お昼ごはんをラウンジで食べているメンバーが多いのですが、こういったオープンなスペースのおかげで交流も増えました。3社で同居しているのですが、会社を越えたコミュニケーションが生まれています。もちろんラウンジでは業務をしてもいいので、気分転換にもなっています。
また、お水・コーヒーなども無料で提供しています。ドリンクやお菓子を取りにいく時に立ち話をすることもあって、福利厚生だけでなくコミュニケーション促進の側面もあります。
一番のポイントは、広々としたラウンジスペースです。様々なシーンを想定し、多目的に利用できる空間としています。家具も様々なテイストのものを配置し、気分や用途によって使い分けています。
ラウンジスペースに面した会議室の壁は、フレームガラスを使用しており、開放感を損なわないようデザインしています。特に、最初に目に入る一番奥の会議室は全面ガラス張りのため、外の竹林まで見通せるようになっています。
象徴的なのは、ラウンジ中央に設置したシンボルツリーです。トックリランという植物で、高さは2.6メートルあります。搬入や設置は大変でしたが、当社らしく独創的で気に入っています。窓の奥に見える竹林とも一体感が出るよう、配慮して設置しています。
ラウンジには大きなDJブースも設置しています。本格的なスピーカーを取り付けており、流す音楽もプロに選定してもらっています。
執務室エリアもごだわりました。3社で使用していますが、会社ごとに壁で仕切ることはせず、コミュニケーションを取りやすいオープンな空間にしました。個室をいくつか設置し、機能面も確保しています。ラウンジと同じく壁は基本的にガラスを用いており、視覚的に開けるよう配慮しました。また、リモート会議が増えていることを踏まえ、テレフォンブースも導入しました。
内装は、関連会社の株式会社VALMが行いました。内装デザインにおいて重要視したことは「オフィスに来させるのではなく、来たくなるオフィスにすること」。理想論かもしれませんが、これが最も生産性向上に直結するテーマだと思います。基本的にシンプルな構成にし、オープンなオフィスであり、カジュアルに仕事をするシーンと少し緊張感を持つべきシーンを演出することを意識しました。
天井も、会議室以外はスケルトンで抜け感があります。照明はスポット照明と合わせてライン照明を採用し、ラウンジエリアと執務エリアにメリハリを設けました。家具については、前のオフィスから持ってきたものに加え、新オフィスの雰囲気に合ったデザイン性の高い家具を新たに選びました。
リモートと出社のハイブリッドで勤務しています。部署によって出社率はまちまちで、それぞれの業務に合わせて自由に設定してもらっています。以前は半々くらいだったのですが、最近は出社している人が増えた気がします。時差出勤も取り入れていますよ。満員電車を避けられるのでありがたいです。
オフィス内での取り組みとしては、リラックスできる、集中しやすい、声を発しやすいなどの理由から、BGMを流しています。各社それぞれ好きなものを流していて、当社はラジオが多いですね。
コミュニケーション活性化のため、ラウンジスペースで社員向けイベントを定期的に開催する予定です。4社で連携して業務することも多いので、交流の機会が増えることはプラスにはたらくと思います。
少し前に、試験的に「ワイン講座」を開きました。TRIADにソムリエの資格を持っている社員がいたので、講師をお願いし、ワインについて試飲しながら学びました。とても盛り上がり、良い時間になりましたね。今後も様々なイベントを開催する予定です。
(photo:LAETOLIさまご提供/text:呂 翔華・福家 実咲)
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