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【カンミ堂】永く愛され親しまれる商品を

文房具ブームの昨今。ただマークをするだけだった「ふせん」も、様々な商品が発売されています。 そんななか一際異彩を放つのが、カラフルで思わず使いたくなる『ココフセン』やスマートフォンの写真をリンクできるQRコード付きふせん『ピコットフセン』。
テレビや雑誌で見たことがある!という方も多いのではないでしょうか。

今回は日本文具大賞を受賞される「ふせん」を誕生させた、「カンミ堂」さんのオフィスにお邪魔してきました。

株式会社カンミ堂

代表取締役 末永 卓

本社 東京都目黒区三田1-12-24 MT3ビルB1F

会社HP

Facebookページ

Twitter(@kanmido)

── 早速ですが、10月上旬発売の新商品、「ココフセン[STUDYグルグル]」について教えてください。

末永様

株式会社カンミ堂 代表取締役 末永様

【末永社長】

「ココフセン[STUDYグルグル]」は「ココフセン」の新シリーズとして発売されました。“隠す”というのがコンセプトの商品です。ふせんは社会人も使いますが、学生も使います。受験生を応援するふせんがあってもいいよね、というところから話が進みました。今の学生はやらないかもしれませんが、一度覚えたら太いペンで消してしまう、という暗記法を昔はよく使っていたんです。でもふせんだったら、一時的に隠して、また見たいときにはがすことができます。この“一時的に隠す”ことは潜在的ニーズとしてあるのかもしれない、そんな思いから開発をスタートさせました。

── ふせんの可能性を追求されてますよね。アイディアはどのように生まれているのですか?

カンミ堂2

【末永社長】

文房具とは、誰でも身近に使うものです。機能だけだと受け入れてもらえないので、機能とデザインのバランスを大切にしています。また機能においては今までにない独自性を追求することで、使っていただく方に喜んでいただけるものをつくりたいという想いでいます。商品化のアイディアの発生の場として、新オフィスに移転してからは新たに「アイディアブートキャンプ」というものを定期的に開催するようになりました。

── アイディアブートキャンプ!?それは…実際にキャンプされるんですか?

カンミ堂3

【末永社長】

いえいえ、このオフィス内で行うアイディア会議の名前なんです!私含む社員全員を3チームに分けて、各チームごとにそのときのテーマに沿ってアイディアを出し合います。それを全員の前で発表するという会を定期的に行っています。デザインは開発担当がしていますが、社員は全員が文房具のユーザーであり、同時に開発側の立場でもあります。全員が積極的にアイディアを出す場として、この「アイディアブートキャンプ」は少しずつですが機能し始めています。本当の意味での0から1の商品化を、今後「アイディアブートキャンプ」でどんどん行っていきたいと思っています。今回移転したおかげで、3チーム分の打ち合わせスペースを余裕をもって確保できるようになりました。実は新商品の「ココフセン[STUDYグルグル]」は移転してきてから生まれた商品なんですよ!

── さっそく移転の効果があったということでしょうか!今回の移転はいかがでしたか?

【末永社長】

働く人が働きやすいことと、文房具を作っているカンミ堂としてのブランドをつくる場所にしたいという想いがありました。47さんはインターネットで検索していて見つけたんです。他にもネットで物件を紹介している会社にも問い合わせましたし、地元の不動産屋に足を運ぶこともありました。そんな中、47の瀧澤さんはカンミ堂のために真剣にオフィスを探してくれました。「絶対に外せない要望は何ですか?」という質問から始まり、「この物件はカンミ堂さんに合うと思うんです!」と提案して頂いたんです。当初考えていた条件とは違っていましたが、写真を送ってもらって、実際に見てみたら確かにばっちりでしたね!いくつか提案いただいたので絞るのに時間がかかりましたが、最終的にこのMT3ビルに決めました。

カンミ堂4

── 地下1階のオフィスは珍しいですよね。社員のみなさんは移転されていかがですか?

カンミ堂5

【女性スタッフの皆さま】

地下の物件と聞いて、テンションがあがりました!隠れ家っぽくていいなと。洞穴っぽいというか、ねずみが秘密基地で何かを作ってる感じ笑。地下ですがドライエリアが広く明るいので、閉塞感はありません。カンミ堂らしくてちょうどいいですよ。でも最初は、場所が恵比寿と聞いて、ちょっと自分たちには華やかすぎるんじゃないかなとも思いました(笑)。恵比寿はどこかに寄るにも便利なので、帰り道がとても楽しいです。移転して大満足です!

── 内装はWIZUの土屋さんにお願いしたと伺いましたが、どのようにつくられたのですか。

カンミ堂6

【WIZU土屋様】

明るい雰囲気にしたい、というご要望でしたので、このミーティングルームの照明だけでもいくつかご提案をしました。照明をクロス型にするだけで今までにない空間づくりができたと思います。配置のインパクトが大きいのも勿論ですが、機能的にも部屋全体に光が届くので明るさも確保できるんです。カンミ堂さんの場合、内装会社にすべてを任せてしまうのではなく、何度も打ち合わせをして一緒にオフィスをつくっていけたので楽しかったです。

── みんなで商品をつくるという心が、オフィスづくりにも活かされているんですね。

土屋様

WIZU Inc. 代表取締役 土屋様

【WIZU土屋様】

その通りです。でも実はこのオフィス、まだ完成じゃないんです。エントランス横に、「ふせん」を思わせる壁がありますよね?あれは社員の皆さんが自ら家具屋さんで材料を調達して、一枚一枚木の板を貼ってらっしゃるんですよ。自分たちでつくるとオフィスへの愛着も出ると思いますし、とても良いことですよね。内装は納期が重要視されることが多いです。でもカンミ堂さんは、時間よりも良いものをつくるんだという意識が高いので、まさに“ものづくりの会社”なんだなと思います。

(内装を手がけたWIZU Inc.のページはこちら)

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取材を終えて

営業担当:瀧澤

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カンミ堂さまのオフィスに訪問させて頂いて、改めて物件全体の雰囲気や内装も含め、社風にぴったりのオフィスにご移転されたと感じました。普通のオフィスをご提案しても興味を持ってもらえませんでしたが、代表の末永様からオフィスに対するイメージをしっかりお伝え頂いていたので、そのイメージに合った物件や内装のご提案が出来たと思います。この度は誠にありがとうございました。

取材担当:加藤

取材担当:加藤

テレビっ子の私は、ランキング番組や情報番組で「ピコットフセン」を何度か目にしていました。勝手に大きな文房具メーカーの商品だと思っていたのですが、社員数8名で作られていたとは本当に驚きました。今までにない全く新しい商品が発売されるのを、今後も楽しみにしています!

編集担当:森

編集担当:森

ふと立ち寄った文房具屋で見つけたかわいいふせん。大学時代、テストや部活動のスケジュールを管理していた手帳はカンミ堂さんのふせんでいっぱいでした。開くだけで華やかな気持ちにしてくれる小さいけど大切な幸せ。いつもお世話になっているカンミ堂さんの素敵なオフィスにお伺いできて嬉しかったです!今後も便利で面白い商品を生み出してください!

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