HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 100坪〜300坪 > 【インティメート・マージャー】整然としたシンプルなオフィス
日本最大級を誇る約4億件のオーディエンスデータと高い分析技術を用いてDMP構築やデータマーケティングの支援を行う、株式会社インティメート・マージャーさんのオフィスインタビューに行ってきました。前回の黒崎ビルご入居に引き続き、再度、オフィス移転をお手伝いさせていただきました。(公開日:2017/03/14)
株式会社インティメート・マージャー
移転先 六本木山田ビル(港区六本木3-5-27)
移転元 黒崎ビル(港区六本木4-1-4)
移転時期 2016年12月
移転規模 約45坪→約170坪
利用人数 約30名
六本木駅から徒歩約5分の六本木通り沿いに立地する六本木山田ビル4階に入居されているインティメート・マージャーさん。エントランスは白を基調としていて、シンプルに造られていました。エントランスからミーティングスペースに向かう通路の先で、お出迎えしてくれているかのように座っている大きなクマのぬいぐるみが印象的でした。
執務室はキャビネットなどの収納を多くして、紙が散乱していたり、本が溢れていたりすることを防いでいます。
特徴の一つは執務室内に設置している喫煙スペース。ガラス張りであることもあり、オープンなコミュニケーションの場として重宝しているそうです。臭いも漏れません。
それでは、今回のオフィス移転について、代表取締役社長の簗島 亮次さんと社長室室長の辻村陽介さんにお話を伺っていきたいと思います。
最短でも1年半を目安に2016年1月に黒崎ビルに入居したのですが、事業が拡大して、採用も順調に進んで人が増えた結果、想定よりも早いタイミングで手狭になりました。社長の席がまず無くなりましたね(笑)。そのタイミングで従業員の席もすぐに足りなくなることが見えていたので、必要に迫られて検討を始めました。人数が増えたことでさらに、来客や社内会議が増えて会議室が足りなくなった、という具体的な問題もありました。
やはり、みんなが慣れている場所が良かったですね。従業員のストレスの大きさや、コストの負担を考えると、六本木周辺に絞られました。営業で移動する観点では、もともと2路線使えるエリアが良かったということがあります。また、福利厚生で家賃補助制度があり、そのエリア指定の面でも、大きな変化をさせないことがベストでした。
フロアについても、景色が抜ける上階も空いていたのですが、ハングリー精神で敢えて4階を選びました。次の飛躍の時期に向けて、今はじっくりと土台を築きたいと思っています。
明るいオフィスが良かったので、白を基調にしています。働きやすさを重視したところ、シンプルになりました。段ボールや本などのモノが多い会社ですが、収納を多くして雑多にならないようにしています。執務スペースは、いわゆる職場らしい雰囲気で席を並べていて、整然としていますね。
また、コミュニケーションを増やすためにカジュアルに会議ができる場所をつくる、という点にはこだわりました。ファミレス席を設置したり、小さい会議をできるように席を用意していたり。珍しいかもしれませんが喫煙スペースも設置しています。設置も簡単でしたし、臭いの心配もありません。予想以上にそこで従業員同士の会話が生まれるので、設置して良かったです。
移転前に社内であがっていた問題点、例えば会議室の数や空調の調整などを、ひとつひとつ解決できるように設計しました。
以前は、「独立して事業をやっていこう!」というタイミングで黒崎ビルに入居したのですが、その時は内装に凝って、こだわりすぎた部分がありました。アンティークなドアにしたり、レンガを汚して古い雰囲気を出すような壁にしたり。前回やり過ぎたからこそ(笑)、今回はシンプルにして、その良さを実感しています。オフィスや内装よりも、福利厚生や社内交流にお金をかけるのが基本方針です。お菓子やカップラーメン、飲み物を置いていたり、ランチ補助制度があったりします。
現在、データマネジメントプラットフォーム(DMP)というサービスを提供しています。現在は自分たちがやれることの中で、お客様に届けられている部分がまだ少ないということもあり、少しでも多くの方にサービスを届けていきたい、というのが一番の課題になっています。粛々と、データを使ったマーケティングの市場を伸ばしていきたいですね。人員が増えるほど売上も伸びる、という状況なので、多くの人に加わっていただきたいです。
これまでは、データを生かして広告を出す、ということだけでしたが、広告以外の手段にデータを使う機会が増えてきています。だから広告関連会社出身の方に限らず、多様なサービスに携わり、データを使うともっと賢く何かできるのではないか、という課題意識を持っている人に加わっていただけると嬉しいです。データが好きで興味があることが大前提です。そして、お客様に何か情報を伝えていける人や、持っているデータに多様性を持たせたり価値を付加出来る人など。多様性を高めていきたい、というのが採用方針ですね。
(インティメート・マージャーの採用情報はこちら)
今後、ここがいっぱいになって次に行く時は、誰もが名前を知っているようなビルで、内装の見栄えにもこだわれるよう、売上を積み立てていきたいと思います。
十分なスペースと社員の利用のしやすさ、快適さを兼ね備えた、シンプルで洗練された新オフィスとなりました。以前のオフィスから近くでのご移転となり、ご移転の手間やアクセスのストレスなども少なく、お手伝いができたのではないかと思います。事業の成長スピードがとても速く、急成長するインティメート・マージャー様の今後のご活躍が楽しみです!
オフィス選びや内装、そして社内交流も、社員のために、と考えられていることがひしひしと伝わってきました。屋形船での釣り、競馬場でのバーベキューなど、福利厚生の一環としての全社イベントがあるというお話も。それが何とも楽しそうだったのが印象的でした。執務スペースを見学した際も、みなさまの仲の良さが感じられました。インティメート・マージャーのみなさま、取材へのご協力ありがとうございました!
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