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【オークファン】ワンフロアで社員同士が交流しやすい環境を。「和」を散りばめた、遊び心のある新オフィス

“Trade is NO BORDER!”

「取引に境界はいらない」というコンセプトのもと、オークションやネットショッピングの価格比較や検索・分析ができるメディア『aucfan.com(オークファンドットコム)』を運営する、株式会社オークファン。同社は2017年10月、本社機能を渋谷から目黒へ移転しました。

今回は移転したばかりのオフィスにお邪魔し、内装やレイアウト、働き方のこだわりについて、代表取締役の武永修一さんと経営戦略室の大谷愛美さんにお話を伺いました。(公開日:2018/01/18)

図ったのは、グループ会社間のコミュニケーション活性化

aucfan_大谷愛美さん

── まずはじめに、今回のオフィス移転の経緯についてお聞かせください。

移転の一番の目的は、オフィスの統合です。現在は、グループ会社を含めワンフロアにほとんどの社員が入っていますが、以前は2フロアに分かれていたんです。それも、3階と6階とで離れていたため、ちょっとした情報を伝える時に不便だったり、コミュニケーションがとりづらいという声が出ていました。オークファングループは会社の枠を越えて、共同で作業をすることも多いので、壁は無くすべきだとの結論から今回の移転に至りました。

── 物件を選ぶ上でのポイントはありましたか?

何ヶ所か比較検討していたのですが、ワンフロアに全社員が入る広さと、目黒の環境の良さが決め手ですね。最寄りの目黒駅から近く、緑も豊かで気持ち良い場所なんです。周辺には飲食店も数多くあるため、ランチで社外に出る時にも便利です。

aucfan_執務エリア

── レイアウトに関しても、コミュニケーションのとりやすさは意識されているのでしょうか?

はい。ワンフロアの中で、グループ会社間の会話が生まれるようなレイアウトにしました。座席の配置を工夫していて、会社ごとに区切ることにこだわらず、エンジニアゾーン、デザイナーゾーン、営業ゾーンといったように職種ごとの島を作っています。同じ職種のメンバー同士が、会社の枠を超えて情報交換をすることで、それぞれの事業を活性化させることが狙いです。

また、以前は移動が多く、用件を伝えるのに手間があったのですが、新オフィスではその場ですぐミーティングができるので、効率的に仕事がしやすくなったという感想もあがっています。

随所に「和」を散りばめたオフィスデザイン

── 新オフィスのデザインにはどのようなこだわりがありますか?

オフィス全体を「和」のテーマで統一しました。弊社は以前より海外進出を視野に入れているのですが、日本で生まれた企業であることを大切にしたい、という想いをオフィスデザインの中に込めています。

まず、皆さんが一番最初に訪れるオフィスエントランス。奥にはオークファンのロゴを飾っています。床には本物の白玉砂利を敷いて、小さな苔庭のような造りにしました。

aucfan_エントランス

また、エントランスの壁は左官職人さんに塗っていただいたのですが、よく見ると波しぶきが描かれているんです。奥にあるオークファンのロゴの背面から、エントランス手前の壁にかけて、はみ出すようなデザインになっていて。これは、「型にはまらない」というオークファンの姿勢を表現しています。

aucfan_エントランス壁

来客用の会議室には、和にちなんだ名前をつけました。「Asahi」「Ume」「Chidori」「Fuji」「Aoi」「Nami」の頭文字を並べると、「AUCFAN(オークファン)」になるんです。オフィスの中には、こういった面白い仕掛けを散りばめています。

aucfan_会議室

執務エリア奥にある社内会議スペースにも、日本の童話をもとにして「サル」「カニ」「タヌキ」「ツル」といった名前をつけました。あえて仕切りを作らず、オープンな空間にしています。また、「サル」と「カニ」の近くには、サルカニ合戦にちなんで柿の木も置いています。それぞれのエリアにモチーフとなるものを設置して、誰が見ても名前と場所が一致するように工夫しました。

aucfan_社内会議スペース

── 来客用エリアと違って、執務エリアは壁がほとんど無いんですね。

はい。社内を見渡せるようにすることで、社員同士が話しやすくなりましたね。社内のミーティングも、人事や経営に関するもの以外はオープンスペースで行います。ソファー席もあり、リラックスした雰囲気の中で話し合いをすることができるんです。

一方、一人で黙々と作業したいという人のための集中ブースも設けています。こちらは予約制にして、1回2時間までという決まりがあります。人気のスペースなんですよ。

ソファー席

ソファー席

集中ブース

集中ブース

── ソファー席の前に大きなアルファベットのオブジェが置いてあって、目を引きました。

こちらは、「aucfan」のアルファベット6文字分あるんです。一列に並べることもありますし、執務スペース内で色んな場所に分散させていることもあります。とても軽い素材で出来ているので、簡単に持ち運べるんですよ。横にするとちょうど座りやすい高さになり、ちょっとした打ち合わせの際にうまく活用しているメンバーもいますね。

aucfan_オブジェ

── 他に、特徴的なスペースはありますか?

執務エリア内に女性専用の休憩室を設けていて、こちらも日本の童話からヒントを得て「かぐや姫ゾーン」と呼んでいます。女性特有の体調不良は、なかなか伝えにくいものだったりしますよね。そういう時に、「ちょっと体調が悪いので休んできます」と周りに声をかけて、気軽に休むことができるスペースを作ったんです。弊社は、もともと男性社員が多い会社でしたが、現在では女性社員の割合が4割程度まで増えています。今後も、女性が活躍できる環境を整えていきたいと考えています。

aucfan_かぐや姫ゾーン

業務の垣根を越え、交流を生み出すオフィスへ

── 「オークファンらしいな」と感じるオフィスの活用シーンがあれば教えてください。

社内会議スペースにはプロジェクターがあり、就業時間後はみんなでそこでゲームをやっているんです(笑)。グループや肩書きの垣根を越え、家から持ち寄ったゲームで遊びながら親交を深めています。社内のオープンなスペースを活用し、オンとオフを上手く切り替えて楽しいひとときを過ごしていますね。

また、月末の金曜日には「金曜会」という名の飲み会を開催しています。自由参加なので、最初の10分だけ顔を出したり、途中で抜けることもできるんです。お店で飲み会をやるよりも、自分たちのペースに合わせてラフに開催できる良さがあります。これは、執務エリアにオープンスペースがあるからこそ実現できることだと思いますね。

── 働きやすい環境をつくるうえで、今後挑戦したいことはありますか?

オフィスの端から端まで見渡せるというデザインになっているので、社員同士が仲良くできる仕組みづくりを今後も考えていきたいと思っています。島が固定しないようにこまめに席替えをしたり、フリーアドレス制にしたり、工夫できることはたくさんあると思います。グループという垣根を越え、今後もワンフロアにこだわっていくつもりです。

aucfan_武永修一さん

── 最後に、御社にとってオフィスとはどんな存在ですか?

1日のなかでとても長い時間を過ごす場所なので、社員が落ち着ける環境であると同時に、新しいアイデアが生まれやすい環境にしたいと思っています。世の中ではリモートワークなども推奨されていますが、オフィスに一緒にいるからこそ生まれるコミュニケーションやアイデアもあると思うので、そういうことも大切にしていきたいですね。

(photo:重野友紀/text:佐藤愛美)

株式会社オークファン

会社HP aucfan.co.jp

所在地 東京都品川区上大崎2-13-30

入居ビル oak meguro

Photo Album

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