HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 20坪〜30坪 > 【ワッカデザイン】「縛らない職場」であることを心がけ、良いパフォーマンスを最大限に引き出すオフィス
株式会社ワッカデザインさまが若林ビルにオフィスを移したのは、2021年9月。
株式会社ワッカデザインさまに、新オフィスを選んだ理由や内装のポイントなどを伺いました。(記事公開日:2022/02/25)
このオフィスは、立地、建物の印象、金額のバランスが大変良かったことが決め手でした。少しレイアウトしづらい間取りですが、コストパフォーマンスが良いので、全く気になりません。
以前のオフィスは、マンションを改装した事務所だったため、しっかりしたオフィスビルに入居したいと考えていました。今のオフィスに移転したことで、会社のステップが上がったように感じています。細かいことではありますが、天井式エアコンや事業用の防犯システムなど、オフィスらしい設備が増えたので、誇らしい気持ちになります。従業員一人ひとりのスペースにもゆとりができ、クリエイティブな職場として働きやすくなりました。
設立から5年が経ちますが、今回の移転でようやく「会社」らしくなったと思います。このオフィスに入居できたことは、クライアントへの印象付けや採用シーンなどに大きく影響してくると思っています。
クリエイティブなワークスペースでありつつ、オシャレすぎないことを意識しています。デザイン性が強すぎると、ギラギラした雰囲気になって落ち着かず、当社のイメージにも合わないと思ったからです。
そんな中、本棚はクリエイティブ性を感じられる大きなポイントです。グラフィック関係の本も多く、デザイン会社ならではの演出だと思います。もちろん、メインの目的は雰囲気づくりではなく、本自体を楽しんでもらうことです。仕事の資料として役立つものも多く入れています。
これまで手掛けたパッケージや制作物、代表のアート作品なども、オフィスの各所に置いてあります。クリエイティブな会社ならではの空気感を感じてもらえるオフィスを目指しています。
柔軟な勤務時間やリモートワークなど、働き方については各個人の意向をできる限り考慮しています。クリエイティブ業界の小さな会社なので、良いパフォーマンスをするためにはフレキシブルさが欠かせません。最低限の規則はありますが、基本的には一人ひとりが最大限能力を発揮できるよう、「縛らない職場」であることを心がけています。
特にリモートワークは、コロナ前から取り入れています。ただ実際には、オフィスに来た方が作業が捗るのか、出社しているメンバーが多いです。
リモートワークをOKにすると、採用できる人材の幅も広がります。場所に縛られないのはもちろん、育児や介護などの兼ね合いで毎日決まった時間に出社できない方でも、働き方の工夫ができると思います。今後、人数が増えたとしても柔軟さは持ち続けたいですね。
(photo:呂 翔華/text:呂 翔華・福家 実咲)
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