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【ユニエイム】シンプルで無駄のない、快適なオフィス。ハード・ソフトの両面から、コミュニケーションの活性化と事業成長を促進していく

クラウド型のPOSシステム『Tabレジ』の開発・販売・レンタルほか、国内最大規模のアウトレットフェスティバル「TOKYO OUTLET WEEK」を主催するなど、幅広い事業を手がけている株式会社ユニエイム。人員の拡大に伴って、2019年2月に事務所移転をしました。

オフィスがあるのは、白金高輪駅から徒歩約10分のビル。中に入ると、白と黒のモノトーンで統一されたスタイリッシュな空間が広がっています。オフィスづくりにどんな思いを込めたのか、代表の原口宇志さんにお話を伺いました。(公開日:2019/04/24)

細部にもこだわりを反映させた、モノトーンのシンプルなオフィス

uniaim_共用スペース

── 今年2月にオフィスを移転されました。まずは経緯を教えてください。

事業が拡大し、社員も増えて30名を超えたので、オフィスを広くしたいと思ったからです。もともと白金高輪にオフィスを構えていたため、移転先の物件も近場で探していました。この物件は、広さが100坪ぐらいで、ビルの13階から見える景色もよかったので気に入りました。特に執務スペースの窓からは、東京の夜景が一望できて最高です。

uniaim_共用スペース

オフィスからの眺望

── もともと白金高輪にオフィスを構えていたのはなぜですか?

交通の利便性が適度によく、オフィスの賃料も安いエリアだからですね。白金高輪は、バスを使えば渋谷や新橋、品川などへアクセスしやすいんです。

ただ、オフィス周辺に飲食店があまりないのは難点かもしれません。コンビニで買ってきたりUber Eatsを使ったりして、社内でランチを食べている社員が多いですね。

uniaim_カウンター

── オフィスの内装は、全体的にモノトーンで統一されていますね。

はい。弊社のコーポレートカラーが白と黒なので、オフィスもそれに合わせました。シンプルにしたかったんですよね。正直、僕が好きなようにやった感じです(笑)。最近よくある「オシャレなオフィス」は、カフェのような木目調の内装が多いと思うのですが、あえて同じことはやらないと決めていて。参考になりそうな海外オフィスの画像を色々と探して、カラーやテイストのイメージをまとめ、47内装さんと一緒に細部を決めていきました。

uniaim_エントランス

── オフィスの細部でこだわっているポイントはありますか?

エントランスホールは、開放感を出すために天井を抜きました。空間の統一性を重視して、あえてむき出しの状態のまま見せています。天井って普段あまり気にしない部分だと思うんですが、抜いているのと抜いていないのとでは全然印象が変わってくるので、こだわってよかったなと思っている場所です。

uniaim_天井

あえてむき出しのままにしている天井

あと、オフィスではBGMを流すようにしています。静まりかえった環境だと、話している内容が皆に聞こえてしまうし、電話もしづらいので。ある程度音があった方が、周りを気にせずコミュニケーションを取ることができるんです。

朝オフィスに来たら、まず音楽をかけて、1日をスタートさせます。音楽のジャンルに関しては、あまりこだわりはないのですが、ハウスミュージックを流していることが多いですね。

uniaim_ソファースペース

フリーアドレス導入で、スペースを効率的に利用できるオフィスへ

── 執務室はどのようなレイアウトにしたのですか?

今回のオフィスからフリーアドレス制を導入しました。エンジニアなど開発チームは固定席ですが、それ以外の社員、全体でいうと3分の2がフリーアドレスです。

部署の垣根を越えて業務を行うことが多いので、毎日横に同じ人が座っている状況ではなく、その日その日で違うメンバーと対面してコミュニケーションが取れるようにしました。また、「誰が座ってもいい場所」を多く設けることで、スペースの効率化ができているという意味でも、フリーアドレスを導入してよかったと感じています。

uniaim_フリーアドレス

椅子や机の一部は、47内装さんから提案していただいたものを導入しました。机の高さや椅子の形状など、少しずつ違うものを入れて、働く人の気分に合わせてチョイスできるようになっています。他にも、業務に集中したいときに使えるブース席も用意しました。

uniaim_ブース席

── 移転後、社内外からの反応はいかがですか?

社内のメンバーからは、「前のオフィスに比べると過ごしやすい」という声をよく聞きますね。移転前から社員にも頻繁にオフィスを見てもらって、色々と意見を聞きながらつくったオフィスなので、満足度は高いのではないかと思っています。まぁ、最終的には僕の好きなようにやらせてもらっているのですが(笑)。

オフィスにお越しいただいた取引先の方からは、「格好いいオフィスですね」とか「素敵ですね」といったお褒めの言葉をかけていただき、とても嬉しく思っています。

目指すは「100の事業で売上100億円」。常に成長し続ける企業でありたい

uniaim_原口宇志さん

── オフィス設計以外で、社内でのコミュニケーション活性化のために行っていることがあれば教えてください。

ユニエイムでは、6つの行動指針(クレド)を大切にしているのですが、このクレドを定期的に振り返ったり、ブラッシュアップしていくためのミーティングを、月1回全社で行っています。

各メンバーで担当している事業は違っていても、このミーティングで顔を突きあわせて会話することによって、お互いの考えが分かるので、コミュニケーションの活性化に役立っているかなと思いますね。

それから、年に1回社員旅行に行っています。今年は2泊3日でシンガポールを満喫しました。旅行中は仕事の話はせずに、全員で遊び倒します。これはコミュニケーションを図るという目的もありますが、オン・オフをしっかりと切り替えるためでもあるんです。「仕事をするときも遊ぶときも常に本気」という姿勢を大切にしていて、イベントを通じて社員のモチベーションも上がるので、今後も続けていきたい制度の1つですね。

uniaim_クレドが書かれたカード

クレドが書かれたカード

── 社員の方々の働き方について、特徴的な制度などはありますか?

勤務時間に関しては業務やポジションによって異なりますが、基本的には10~19時で設定しています。イベント運営などで土日の仕事も多いので、休みはチーム単位で共有しながらやっていますが、今後はきちんとフレックス制度を整えたいと考えています。

また、年に2回、MVPを全社員投票で選出しています。特に基準はなく、「この人は頑張っているな」と思う社員を選んで投票するんです。2〜3年前から始めた制度なのですが、MVPをとると賞金がもらえるので、モチベーションの維持・向上には役立っているかなと思います。

── 今後の採用計画について教えてください。

今期はおよそ10名を採用しましたが、来期も同じくらい採用したいと思います。このペースで行けば、2年後にはオフィスも手狭になってくると思うので、その頃にまた移転を考えたいですね。

uniaim_執務スペース

── 最後に、今後の事業の展望を教えてください。

ユニエイムは現在、主に3本の柱で事業を運営しています。1つめは、POSというレジのシステム開発および販売、レンタル。2つめは、電子チケットサービスや来場者受付管理システムの提供。そして3つめは、「TOKYO OUTLET WEEK」というファッション系のイベント運営です。

今後は、「100の事業で売上100億円規模の会社を目指す」ことを目標に掲げています。一つひとつの事業は決して大きくなくても、スピードを早めてビジネスを進めていくことが大切です。他にも、子ども向けのWebデザイン教室など、新規事業も5つほど手がけています。これからも現状に満足することなく挑戦を続け、常に成長していけるような企業でありたいですね。

(photo:森田剛史/text:五月女菜穂)

株式会社ユニエイム

会社HP https://uniaim.co.jp/

入居ビル オーク南麻布ビル

所在地 東京都港区南麻布3-19-23

貸室規模 約102坪

移転時期 2019年2月

利用人数 約30名

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取材を終えて

仲介担当:阪口

仲介担当:阪口

ユニエイムさまのご移転をお手伝いさせていただいたのは、今回が2度目でした。エリアをかなり限定して探されていたので、物件の絞り込みも早く、内見後すぐにお申し込みいただくというスムーズな流れでした。個人的に強く印象に残っているのは、物件が決まる前から、原口さまが内装への強いこだわりをお持ちだったこと。47での移転仲介から47内装でのサポートまで、グループ2社で携わることができ、大変嬉しく思います。今後のユニエイムさまのご活躍を楽しみにしております!

内装担当:隅中

内装担当:隅中

物件選定の段階から、原口さまがオフィスの内装イメージを具体的に思い描いてくださっていたので、あとはどのような素材を使うか、法令やビル側の内装制限に抵触しないような施工方法をどう練るか、という細かな部分を詰めるだけでした。エントランスではBGMを流し、事務所とは思えないほどのスタイリッシュな雰囲気に。そして、執務室側は六本木ヒルズや東京タワーを一望することができる、窓際の特等席を設けました。オフィスに訪れる全ての方にとって心地よい、おしゃれな空間に仕上がったと思います。この度はありがとうございました!

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