HOME > officee magazine > ニュース解説 > 【NEWS】ZOZO、千葉市・千葉大と連携して新オフィスを開設
日本最大級のファッション通販サイト『ZOZOTOWN』を運営する株式会社ZOZOは、2020年末に西千葉エリアで新拠点を建設することを発表しました。
千葉市、千葉大学と包括的連携協定を締結し、新たな価値を生み出すまちづくりを目指していくとのことです。
【下記転載】
ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:前澤 友作)は、この度、千葉市(市長:熊谷 俊人) 、国立大学法人千葉大学(所在地:千葉県千葉市 学長:徳久 剛史、以下 千葉大学)の双方と、包括的連携協定を締結いたしました。
千葉市との協定は、双方の資源、ノウハウを有効に活用した協働を推進し、企業と行政の両面から街の個性や魅力を高め、未来へつなぐまちづくり、地域の一層の活性化などを目的としています。また、千葉大学との協定は、人的・知的資源の交流などを通して、学術・文化の振興と地域経済の活性化を図り、地域社会へ貢献することを目的としています。
また、当社は、千葉県千葉市のJR総武線西千葉駅と京成電鉄千葉線みどり台駅周辺を中心とする「西千葉」エリアに、新拠点を建設することを決定いたしました。新拠点は、当社が大切にする「楽しく働く」ことを体現し、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現を目指す、ZOZOグループの新たなシンボルとして、2020年末に竣工予定です。
西千葉エリアは、千葉大学などの教育施設が集まり、研究や学習が盛んな千葉市の重要な文教エリアです。新しいものや価値観を積極的に取り入れる文化がありながら、温かく活気溢れる昔ながらの地域コミュニティも残る、緑豊かな美しい地域です。今回、世の中に新しい価値を生み出す可能性のある街として西千葉エリアに魅力を感じ、新拠点の建設地に決定しました。
新拠点は、緑の多い西千葉の街並みに溶け込むよう、木を基調としています。また、好きなことを突き詰め、「楽しく働く」を徹底する当社スタッフの姿を、外から見ても感じていただけるよう、ガラス張りで開放的なデザインとなっています。屋根は吊り構造のため柱が少なく、フロア内は仕切りのないデザインとなっており、オープンで風通しのよい社風を表現するだけでなく、社内コミュニケーションをより円滑にします。
編集部コメント
現在、海浜幕張駅すぐのワールドビジネスガーデンでオフィスを賃貸しているZOZO(旧:スタートトゥディ)。今度は西千葉エリアで新たなオフィスを開設するとの発表がありました。1983.73㎡の敷地に地下1階~地上2階建ての建物を建設するとのこと。一般的な規模だと単純計算では500人程度入れそうですが、内観イメージを見ると非常にゆとりのある設計なので、実際には200~300人ほどが働ける空間になるのではないでしょうか。
ZOZO本社がある海浜幕張は、大型のオフィス物件が複数あり、ロジスティクス関連の企業が集中。千葉におけるオフィス中心地は海浜幕張駅周辺と言っても過言ではなく、最近は特にオフィスの空室が減少しています。
海浜幕張駅と言えば、幕張メッセをはじめとしたイベント会場や三井のアウトレットパークがあるなど、人が多く集まりやすい環境です。近隣には住宅街も整備され、労働環境と住環境が両立できるエリア。ZOZOは、千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムを運営するなど、地元企業との連携を強めつつ、街の活性化や都市の発展を図っているところです。
一方、新たに拠点を置く西千葉は、千葉大学の西千葉キャンパスがあるほか、短期大学や小中学校も多い文教地区。教育機関の周辺も住宅が建ち並び、閑静で自然豊かな環境が広がっています。オフィス物件はあまり多くないエリアですが、ZOZOが市や教育機関と一緒にどのようなまちづくりに取り組んでいくのか、今後の動向から目が離せません。
(公開日:2019/02/21)
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