HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 30坪〜50坪 > 【モイ】オープンな会話が生まれるオフィス空間
移転ストーリー
移転先 常和神田小川町ビル 7階(東京都千代田区神田小川町3-26-8)
移転元 共同ビル新千代田 7階(東京都千代田区神田鍛冶町3-3-9)
移転時期 2013年11月
移転規模 約20坪→約30坪
利用人数 16名
女子中高生を中心に人気沸騰中!ユーザー数600万人を突破した「TwitCasting(ツイキャス)」をてがける、モイ株式会社さんのオフィスインタビューに行ってきました。
スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも動画をライブ配信できるツイキャス。その手軽さゆえ、雑談やメイクなど日常風景を撮影しながら、オープンなコミュニケーションを楽しむユーザーさんが爆発的に増え続けています。そんなツイキャスの魅力と、今回オフィス移転を決断された背景に迫っていきたいと思います!(公開日:2014/04/24、最終更新日:2014/07/29 – 移転先ビル名変更)
ご移転のお手伝いをさせていただいてから、早5ヶ月。スタイリッシュなエントランスに出迎えられ、モイさんの新オフィスにいざ突入!自動扉の奥には、曲線が美しい開放的な空間が広がっていました。
最上階にあるオフィスへ足を踏み入れると、目にとびこんできたのは「moi!」。社名でもあり、ツイキャスでもお馴染みのあいさつ言葉です。
入口脇には、ツイキャスクッションの並べられたソファが。とっても可愛らしいこのクッション、モイさんの数あるグッズの中でも特に人気なんだそうです!
そしてモイさんの新オフィス風景がこちら!アットホームで、和やかな雰囲気に包まれていました。
オフィスの壁には、モイさんの社訓である「忍耐」の2文字。
7階建ての最上階ということもあって、眺めの良いバルコニー付き。実は移転前のオフィスも7階だったそうです!
早速、今回のご移転を担当されたディレクターの大森さんにお話をお伺いしました!
ツイキャスというサービスを始めて4年近く経ちますが、最初はリアルタイムに映像を配信する技術を生かそうと立ち上げた事業でした。ライブ配信を特徴としながらも、ユーザーさんがいかに配信技術をつかって良いソーシャルコミュニケーションを生み出してくれるかという部分にフォーカスしたサービスです。プロモーションではなく主に口コミで広まり、日常生活の中で流行っているものとして自然と話題になっていったのかなと思っています。
いや、全然(笑)。想定外でしたね。当初想像していたのは、日常の中で何かハプニングに出くわしたユーザーが、草の根記者のように配信するコンテンツだったんです。震災が起こった時には、テレビがリーチできない場所で被災地の状況などをリポートしたり、最近では選挙で使われていたり、海外だと市民デモの様子が配信されたりして、それは当初想定していた使われ方に近いんです。逆に、女の子たちが自分を映しながらメイク動画を配信するというのは、ほとんど想定していませんでしたね。
女の子たちにとってツイキャスは、日常生活における「情報共有の場」なのではないかと思っています。例えばメイクする時間って、これまでは1人の時間でしかないじゃないですか。PCやスマホの画面が、彼女たちにとっての「鏡」になる。鏡に話しかけると反応がかえってくる、みたいな。昔はマスクをしながらの配信も多かったんですけど、今ではほとんどのユーザーさんが顔出しで配信しています。日常生活で友達に見せているような、ごく自然な感覚でやっている人が多いのかなと思います。
1番最初に条件としてあげていたのは、千代田区の便利な駅至近。徒歩5分以内で、駅としては神田か秋葉原あたりを考えていたんですよ。もちろん東京駅でも良かったんですけど、高かったので(笑)。神田っていう街は、交通の便はすごくいいんですけど、周りに比べると割安感があったりする。その中でも1件すごくいい物件があるっていうことで紹介いただいたのがこのビルでした。竣工も新しいですし見た目もグレード感があって、実際見に来た時にはもう、「あぁ、ここにしよう」って決めてました(笑)。いろんな路線が利用できる立地なので、今後人が増えるにあたって多方面からアクセスしやすいことも決め手になりました。
初めてオフィスに来る方には、「かっこいいですね!こういう所で働きたいです!」と言っていただいています。ビル自体が持っているありのままのかっこよさを引き出すことで、内装にあまりコストをかけずに済みました。
社内の雰囲気は、いい意味で以前と同じですね。オフィスは、人の顔がしっかり見えたり、あいさつがしやすい環境であるべきだと考えています。更に人数が増えてきたので、近い将来また移転を考えると思いますが、今後も「コミュニケーションを大切にしたオフィス作り」にこだわっていきたいですね。
日本ではある程度のところまで広がってきているので、こちらから仕掛けるというよりは自然なユーザー数増加を狙っています。ただ海外に関してはまだまだこれからなので、ツイキャスというサービスの存在自体を知ってもらえるようにすることが今後の課題ですね。
これは自分自身の考えでもあるんですが、サービスっていうのはあくまで「ユーザーさんのクリエイティビティを阻害しないプラットフォーム」であるべきと思ってるんですよ。どんな魅力的なコンテンツを提供してくれるかはユーザーさん次第。ユーザーさんが面白いものを作ってくれるのを阻害しない事が必要条件です。あとはそれをやるために必要な道具を提供していく姿勢でいたい。斜め上をいくユーザーさんに柔軟に対応しつつ、できるだけ皆が楽しめる場づくりをしていけたらと思っています。
ツイキャスはただの動画配信サービスではなく、コミュニケーションのプラットフォームであるという、モイさんのブレない「軸」を感じたインタビューでした!和やかな雰囲気の中で、従業員の皆さんが真剣な眼差しで会話されていたのが深く印象に残っています。事業も会社も急成長している中、オフィス移転のお手伝いという形で関わらせていただき、大変嬉しく思います。インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
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