
【フューチャーショップ】目指すのは、社内外の誰もが気軽に立ち寄れるオフィス。コミュニケーションに重きを置いた空間づくり
サービス提供を通した「Happyをシェア」を合言葉に、SaaS型のECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を運営する株式会社フューチャーショップ。利用店舗の6店に1店が年商1億円を突破するなど、様々な業種の店舗のECサイト構築を支援しています。
同社がオフィスを青山(SEIZAN)ビルに移したのは、2024年8月。オフィスづくりで最もこだわったのは「人が集まりやすいオープンなオフィスであること」でした。
株式会社フューチャーショップの戸田さまに、新オフィスのエピソードや内装のポイントなどを伺いました。(記事公開日:2025/02/19)
オフィス移転後、メンバーの出社頻度やコミュニケーション量が増加
── オフィス移転を検討されたきっかけを教えてください!
きっかけは、以前のオフィスの契約更新時期が迫ったことです。移転せずとも更新費はかかりますし、人員が増えて手狭にもなっていたので、これをいい機会と捉えて移転することにしました。
新オフィスではフリースペースや会議室などをつくり、広々とした余裕のある空間にしたいと考えていました。当社ではセミナーや勉強会を開催しているのですが、以前のオフィスでは社内の小会議室を使うか、外部の貸し会議室を使うしか手段がなく、特に貸し会議室は予約が埋まりやすいため不便さを感じていたんです。イベントの開催頻度を増やしたり、規模を拡大していきたいという構想が同時期にあったため、移転時期としてもピッタリでした。

フリースペース

セミナールームとしても使える会議室
── オフィスの立地について、物件を決めるまでのエピソードを教えてください!
最終的に選んだのは青山ですが、もともとは恵比寿や代官山でオフィスを探していました。というのも、当社の創業当時は恵比寿や代官山にオフィスを構えていたので、原点回帰の意味も込めて立地を戻そうとしていたんです。
ですが、決定に至る物件がなかなか見つかりませんでした。申込み直前まで悩んだ物件もあったのですが、水回りの仕様に納得がいかず、100%希望を満たしてはいなかったんです。今後セミナーなどで来客が増えることを考慮すると、どうしても妥協できない部分でした。
47さんに他エリアでいくつか物件をご紹介いただいて、最終的に青山の物件に決めました。もともと恵比寿や代官山を希望していたもう一つの理由として、当社クライアントの4割を占めるアパレル企業が集まるエリア、という前提がありました。青山も、この条件に十分該当すると思ったんです。商業施設や路面店が多く建ち並んでおり、まさにイメージにピッタリでした。
街を行き交う人々の雰囲気も含めて、最先端の情報を身近に感じることができ、結果的に選んで正解だったと感じています。

エントランス
── オフィス移転後の率直な感想を教えてください!
まず、オフィスが広くなったことで快適性が増しました。東京オフィスは常時10名ほどで利用しており、まだまだ余裕があります。執務スペースもフリースペースも、以前のオフィスに比べると使い心地が格段に上がり、メンバーの出社頻度も増加していると感じます。
ちなみに、当社では現在、最低週1出社を基本としています。営業系のメンバーは出社がメイン、システム開発系のメンバーはリモートがメインです。厳しい出社義務を設けている訳ではないにも関わらず、メンバーの出社頻度が増えているのを見ると、オフィスがいかに快適で働きやすくなったかを実感できます。

また、他拠点のメンバーが東京出張に来た際のオフィス利用頻度も増しました。手狭だとどうしても「邪魔になってしまうかも…」と遠慮しがちですが、オフィスにゆとりができたことでふらっと立ち寄りやすくなり、結果的にメンバー間のコミュニケーションも増えたように思います。
コミュニケーションという観点で言えば、社内につくったコーヒーカウンターが非常に好評です。仕事終わりに飲み会を開く際、お店ではなくコーヒーカウンターを使用する機会が増えました。飲み会目的で夜だけ出社するメンバーもいるくらいです(笑)。社内で気軽に飲み会ができるのは、今のオフィスならではですね。業務以外でもメンバーが集まれる場所としてオフィスの存在意義が高まっており、とても良かったと思います。


コーヒーカウンター
目指すべき「オフィスの在り方」は、社内外の交流が生まれる場
── 内装づくりのポイントを教えてください!
「人が集まりやすいオープンなオフィス」であることを重視して、内装づくりを進めていきました。当社の代表が主にアイデアを出し、47内装さんがうまく形に落とし込んでくださいました。
まず、特徴的なのが広々としたフリースペースです。席同士の間隔を十分に離しているので、ちょっとした打ち合わせや雑談をしても周囲に迷惑がかからないくらい、ゆとりのある空間になりました。
機密情報に関わる内容以外のミーティングは、あえて会議室を使わずに、フリースペースで行うことが多いです。同居しているグループ会社の「そらいろ」という会社もフリースペースを頻繁に利用しているので、普段からとても賑やかですよ。
ちなみに、フリースペースの照明は自動調光システムを採用しています。業務時間はデフォルトの温白色で明るくしていますが、夕方以降は照度を落として夕焼けのような色へと変化します。47内装さんのアイデアで設定していただいていますが、時間によって照明でもメリハリを付けられるのは新鮮です。

また、会議室は各部屋の名前にこだわりました。すべて植物にちなんだもので、花言葉をベースに選んでおり、「オリーブ(平和)」や「フィカス バーガンディ(永久の幸せ)」などがあります。大阪本社も同じように、植物の名前がつけられているんです。



── 移転後、働く環境について考え方が変わった点はありますか?
ハード面・ソフト面の双方で、メンバーそれぞれが気持ち良く働けて、能力を発揮できる環境をつくっていきたい、と強く思うようになりました。
オフィス移転を通じてハード面が充実したので、直近ではソフト面のアップデートを検討しています。具体的には、執務スペースのフリーアドレス化です。これまでは固定席だったのですが、フリースペースの運用が上手くいっているので、この流れに乗って執務スペースもフリーアドレスにしようかと思っているんです。
今後、採用を強化していくにあたっても、フリーアドレスであることをアピールポイントにできたらいいなと思っています。

── 出社・リモートを併用する中で、コミュニケーション面で工夫されていることはありますか?
特別な施策を行っている訳ではなく、普段からスピード感を持ってコミュニケーションをとる文化が自然と根づいています。たとえば、Slack上では部署内外のメンバーとのやりとりが常に行われており、ちょっとした声がけや相談がしやすい雰囲気があります。まるでオフィスで隣に座っているかのように、ライトに話しかけられる環境がオンライン上でも醸成されているんです。
もちろん、Slack上だけで解決できないことは、内容や状況に応じてミーティングをしたり、対面で打ち合わせをすることもありますよ。各メンバーが適宜判断して、うまくコミュニケーションを取れていると思います。
── 今後のオフィス戦略について教えてください!
社内でのセミナーや勉強会などを積極的に開催し、さらに人が集まる場にしていきたいです。せっかく広いスペースを確保できたので、この空間を最大限に活用し、オフラインならではの意義のあるイベントを沢山打ち出していきたいと考えています。
また、取引の有無に関わらず、クライアントやパートナー企業の方々が訪問しやすいオフィスにしていきたいです。まだ構想段階ではありますが、外部の方同士の待ち合わせ場所にしていただいたり、商談ができる場所としてもオープンに提供していきたいと考えているんです。いわゆるコワーキングスペースみたいなイメージですね。
セキュリティの問題などもあるので、どこまで実現できるか試行錯誤している途中ではありますが、社外の方に向けてもオープンなオフィスでありたい、という思いは強いです。今後も社内外の交流を深め、新たなコミュニケーションやイノベーションを生み出す場として、オフィスの新しい活用法を模索していきたいです。

(photo・text:福家実咲/写真一部:47内装株式会社)

株式会社フューチャーショップ
会社HP https://www.future-shop.jp/
入居物件 SEIZAN青山ビル
所在地 東京都港区北青山2-12-28
移転時期 2024年8月
移転規模 約120坪
利用人数 約10名
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