HOME > officee magazine > オフィスインタビュー > 100坪〜300坪 > 【みんなのマーケット】猫といるオフィス
家事代行やハウスクリーニング、不用品回収などの様々なサービスを料金や口コミで比較して予約できる「くらしのマーケット」を運営する、みんなのマーケット株式会社さんのオフィスインタビューに行ってきました。(最終更新日:2016/01/29)
みんなのマーケット株式会社
会社HP www.minma.jp
移転先 SGスクエア(品川区西五反田7-7-7)
移転元 渋谷桜丘町ビル(渋谷区桜丘町21-4)
移転時期 2015年11月
移転規模 約36坪→約152坪
利用人数 約60名
五反田駅から徒歩7分。山手通り沿いに佇む築浅オフィスビルに、みんなのマーケットさんの新オフィスがあります。まずはガラス張りの会議室がこちら。大小の2部屋が隣接していて、執務スペースからも見えるようになっています。
入室してすぐのエリアに、社内用の打ち合わせスペースが設けられています。仕切りもなく、オープンな社風がここにも現れていますね。
オフィスの真ん中に位置するのがこちらの憩いのスペース。大きなモニターが置かれていて、スピーカーからはさり気なく聞こえるほどの音量で音楽も流れていました。
ワークスペースの様子がこちら。モニターやオフィスチェアなど、作業環境はメンバーが集中できるように考慮されているとのことです。
そして、日向ぼっこ好きの、みんなのマーケットさんの大切な一員がこちら。ダンボールがお好きとのことで、窓際にもちゃんと置かれていました。
それでは、今回のオフィス移転について、コーポレート本部の福間唯衣さんにお話を伺っていきたいと思います。
事業拡大に伴って増員の計画をしていましたので、いずれ人が入り切らなくなるということがわかっていました。ですので、当初より移転先は探し始めていたのですが、難航してしまい、結果的には採用予定の人が座る場所をもう確保できないという状態にまでなりました。移転時には従業員50名弱で約36坪の広さでしたので、2〜3名がカウンターで立ったまま仕事をしていたり、元々置いてあったソファやローテーブルも端っこに追いやられ、ご来客の方にも「すみません」と言いながら打ち合わせをしたりしていましたね。
狭いながらもアットホームで居心地は良かったのですが、電話をかけることの多いコンサルティングチームの人数が増えたことで音の問題が出てきたり、お手洗いが男女合わせて一つしか無かったので入れないこともあったり、という現実的な問題はありました。
ワンフロアで広さを確保できるということ、そして猫を飼えるということが必須条件でした。猫を飼える物件は限られていて物件探しは難航したのですが、現在の2匹より増やさないことなどを条件にこのオフィスに入居させてもらえました。夜間セキュリティの赤外線センサーに引っかかってしまうので、退室時には猫を小さめの会議室に入れて帰る、という決まりになっています(笑)。
立地については、近くに住んでいる従業員が多かったので、中目黒・渋谷が第一候補でした。ただ、希望の条件に合う物件が無く、エリアを広げていって、目黒・恵比寿・赤坂なども候補になりました。「くらしのマーケット」の出店者向け講座をオフィスで開催することもあり、渋谷から3〜4駅ぐらいで交通の便も悪くないところということで、最終的には五反田で決めました。
築年数などにこだわりは無く、「身の丈に合った物件で」と考えていましたね。このオフィスは、眺望も良く、物件自体もキレイだったのが決め手でした。決まった後、従業員からは楽しみという声が大きかったですね。人が入り切らず、引っ越しの必要性はみんな感じていましたので。
実は契約をしたのが金曜日で、その翌週の土日に引っ越しという、「1週間の移転」だったので、“ぐちゃぐちゃ”でした(笑)。およそ4倍の広さになって、家具もたくさん買い足さなければいけず、オフィスが決まってからすぐに注文をしていきました。幸い、物件自体に受付が備わっていて、エントランスは作らなくても良かったんです。インターネット回線などのインフラだけ整えて、週末に有志で引っ越し作業。会議室のパーテーションは、入居後1ヶ月してから工事をして“後付け”しました。
レイアウトは、4つの部署を大きく2つの島に分けて、真ん中に憩いの場となるスペースを設けました。Wii Uなどのゲームをお昼休みにやったり、コーヒーメーカーが置いてあるのでコーヒーを飲みながら仕事の話をしたりもしています。1日に3〜4回は、誰かがSlackで「コーヒー淹れたのでどうぞ」と言ってくれて、集まってくる感じですね。たまに猫と戯れたりもします。やっぱり、猫がいると違いますよ(笑)。
引っ越しをして余裕ができたので、採用を進めていけるようになりました。会議室も作れたので、出店者向け講座も開きやすくなりました。お手洗いも男女それぞれ2つの個室があり、女性用には小物入れも備え付けられていて嬉しいという声も多いですね。広くなってアットホーム感は減ったかもしれませんが、直接話すことも含めて、変わらず密にコミュニケーションはとれていると思います。
2016年1月より、「くらしのマーケット」への出店登録が全国でできるようになりました。一部エリアは順次公開予定です。また、現在ハウスクリーニングや不用品回収といったカテゴリを用意していますが、このカテゴリもどんどん広げていきます。くらしの中で困ったこと、気になることがあった時に「くらしのマーケット」を見に来ていただいて、安くて信頼できる店舗を、すぐに・簡単に探して予約できるようにしなければいけないと思っています。日本全国、くらしの360度を支えるサービスにしていきたいですね。
出店者向けにも、売上アップのためのコンサルティングや、サイト自体を使いやすくするようA/Bテストを繰り返し行っています。
採用については、ほぼすべての部署で募集をかけています。選考ステップとして「オフィスツアー」を設けていて、いろいろな部署の社員と話してもらっています。実際に働いている人たちの意見を聞いて、応募者の方にもしっかり判断してもらうためです。「くらしのマーケット」をどんどん盛り上げて良くしていくという、明確なゴールがあるので、そこに賛同してもらえる方に来ていただきたいですね。
(みんなのマーケットの採用情報はこちら)
猫とはたらくオフィスは初めての事例でした。該当する物件が少なく、また、席を確保できない移転前の状況の中で、みんなのマーケット様・オーナー様・管理会社様含め、一体となってご移転プロジェクトを進めることができました。広くなったオフィスでスタッフの方と戯れたり、日向ぼっこをしたりするジャンゴとシーの様子が微笑ましく、印象的でした。そんな大切なメンバーの一員である2匹と一緒に、ご移転されるお手伝いができ、とても嬉しく思います。
「オフィスに猫がいる」。そう聞いていて、頭で理解はできたものの、100坪を超えるオフィスの中に猫がいるというのは、実際にどのような光景が広がっているのか想像がつきませんでした。お訪ねしてみたら、2匹の猫たちはオフィスを自由に歩き回り、そして、従業員のみなさまにとても可愛がられていることが取材中にもヒシヒシと伝わってきました。猫を飼える物件は限られてしまうと伺いましたが、今後、みんなのマーケットさまのようにペットのいるオフィスはますます増えていくのではと思いました。みんなのマーケットのみなさま、取材へのご協力ありがとうございました!
【ユニエイム】シンプルで無駄のない、快適なオフィス。ハード・ソフトの両面から、コミュニケーションの活性化と事業成長を促進していく
2019/04/24
クラウド型のPOSシステム『Tabレジ』の開発・販売・レンタルほか、国内最大規模のアウトレットフェスティバル「TOKYO OUTLET WEEK」を主催する...
【クレスティア】渋谷への移転がブランディング強化に。居心地の良いオフィス空間で、豊かな発想と社員同士の交流が生まれる
2019/10/02
株式会社クレスティアは、独自のWEBマーケティング技術やグローバルな視点を強みとするITベンチャー企業です。多言語対応した広告の出向支援や、フォトグラファー...
【イコールワン】「東京ではなく神奈川へ」社員の暮らしやすさと採用力、事業成長の基盤をつかんだオフィス移転
2018/12/18
「お客さまと一生付き合えるパートナーでありたい」ーーそう語るのは、株式会社イコールワンの代表取締役社長・安田錦之助さん。2015年に設立し、保険・不動産・証...
【BizteX】急成長するスタートアップを支えるオフィス。全員に情報が届き、増員しても変わらぬ一体感を生みだすために
2019/12/11
データ入力などのルーティンワークを人の代わりに行う日本初のクラウドRPA『BizteX cobit』を開発し、テクノロジーでワークスタイルを変えていくことを...
【ピースオブケイク】すべては“クリエイターズファースト”を実現するために。創造力を高めるオフィス空間へのこだわりとは
2019/03/13
クリエイターとユーザー個人が自由にコンテンツを制作・配信し、ファンと交流できるプラットフォーム『note(ノート)』や、クリエイターと読者をつなぐプラットフ...