【ピーエーオー】快適に働ける環境が自由度や一体感へと繋がり、良いアウトプットを生み出す

オフィスの印象が良くなったことは会社のイメージへの影響も大きい

オープンなエントランス

ショールームを兼ねたミーティングエリア

ショールームには壁一面に商品が

光の通る間仕切り

── オフィスの決め手を教えてください！

以前のオフィスは10年ほど利用していたので、どうしても荷物が多くなり、使用感も出てきていました。移転とほぼ同じタイミングで代表者が変わったこともあり、心機一転、オフィスを移転しました。

オフィスの一番の決め手は立地でした。市ヶ谷駅と半蔵門駅の中間エリアに絞って物件を探していたんです。当社はアパレルの製造をメイン業務としていて、取引先の方の来客が多くあります。その方々のアクセスや、メンバーの出社のしやすさを考えると、ここがベストの立地でした。以前のオフィスからもほとんど離れず、環境を変えずに移転できました。年に4回、取引先を呼んで展示会も行うので、引き続き集まりやすい場所にオフィスを置けて良かったです。

エリアが限定されていたこともあり、あまり選択肢の多くない中でのオフィス選びでしたが、広さや家賃的にもちょうどいい物件に出会えました。特に、1階で広い間口の扉があるという点が、荷物の出し入れの多い当社には大きな利点です。

長年利用したオフィスから引っ越したので、新しくてキレイなオフィスが嬉しいです。取引先の方の出入りが多いので、オフィスの印象が良くなったことは会社のイメージへの影響も大きいですね。

── 内装のポイントを教えてください！

エントランスを入ってすぐに、ショールーム兼フリースペースを作りました。このおかげで、自由度と働きやすさが増しました。ショールームにはアパレルのモデル品が飾ってあり、展示会や普段の来客時に取引先の方が自由にご覧いただけるようになっています。展示会用にたくさん小テーブルとチェアを置いてあるので、来客の無い時にはフリースペースとしてメンバーが業務やミーティングに使っています。執務室と自由に行き来できるので、オフィスの中に自由な動きが生まれました。

ショールームは以前のオフィスにもあったのですが、以前はしっかりした壁で間仕切りをしていて、圧迫感がありました。今は半透明のパーテーションで、欄間も空いているので、明るくて開放感があります。オフィス全体を見渡せるので一体感も出ました。

── ワークプレイスについて、大切にされていることを教えてください！

全員が働きやすい環境を重視しています。そのため、リモートワークや、コアタイムを用いたフレックス勤務を導入しており、それぞれが裁量を持って働き方を選べるようにしています。

リモートワークはコロナを機に始めたことではありますが、その後定着し、当社のカルチャーとなりました。リモートワークを導入しても業務に大きな支障は無く、業績も好調でしたので。勤務時間もフレックスにした結果、早く来て早く帰るメンバーもいれば、混雑を避けてゆっくり出社するメンバーもいます。皆それぞれ自分のペースや働き方の向き不向きがありますので、一番やりやすい方法を自分で考えて選んでもらっています。子どものいるメンバーや、自分のライフスタイルを大切にしているメンバー、いろんな人がいますが、皆が快適に働けて、それが良いアウトプットに繋がってくれたら嬉しいですね。

当社は1984年創業と歴史が長く、その間に社会の価値観も働き方のトレンドも大きく変わっているのを感じています。そのため、現在、働き方や業務内容を積極的に見直ししている真っ最中です。これからも働きやすく、結果を出しやすい環境であることを目指していきたいです。

（photo：呂 翔華／text：呂 翔華・福家 実咲）