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【Okage】迅速な移転を実現したセットアップオフィス。部署を横断したコミュニケーションを深め、サービスの改良に取り組んでいく

「オーダーテイメントで注文をもっと楽しく!」をキャッチフレーズに、飲食店向けモバイル自動化ソリューション『Okageシリーズ』を提供しているOkage株式会社。店舗の省力化と来店客の楽しい注文体験の両立を実現し、人手不足やインバウンド対応など、飲食店の課題解決に貢献しています。

2019年9月、同社は京橋から築地へオフィスを移転しました。物件探しでこだわったのは、内装デザインがあらかじめ施されていて、家具がついている「セットアップオフィス」であること。代表取締役の内田善久さんに、セットアップオフィスを選んだ理由や入居後の感想を伺いました。(記事公開日:2020/02/05)

計画からわずか半月で移転完了。内装付きオフィスで営業開始もスムーズ

── 今回オフィスを移転した経緯を教えてください。

2019年5月まで従業員数が10名弱だったのですが、事業拡大に伴い、この半年のうちで20名増員しました。以前使っていた30坪のオフィスでは手狭になってしまったので、今後の事業拡大も見込んで、広さが倍以上ある物件に移ろうと決めました。

── 物件はどのように選ばれたのですか?

なるべく早く移転したかったので、基本的な内装がすでに施され、すぐに使える状態で貸し出されているセットアップオフィスを希望し、47さんに物件を探してもらいました。物件を契約したのが2019年8月下旬で、引っ越しを完了して営業開始したのが9月中旬。思っていた以上にスピーディに移転ができてよかったですね。

セットアップオフィスになっている物件自体まだ数が少ないので、さまざまなエリアで内見したのですが、ここの内装は特に気に入りました。ビルの1階には「塩瀬総本家」という660年の歴史を誇る老舗のお饅頭屋さんが入っていて、そういう部分も面白いかなと。社外の方にお越しいただく際は、ビルの目印としてお伝えしやすいですし、「あそこのお饅頭、かの徳川家康も食べたらしいですよ」なんて話をネタにしたりしています(笑)。

Okage_内田善久さん

── オフィスはワンフロアで開放感がありますね。そこもこだわった点でしょうか?

はい。当社ではSaaS型のサービスを提供しています。これは一度作ったら終わりではなく、お客さまの声を反映して改良を重ねていくものなので、営業・開発・サポートと部署を横断したコミュニケーションが重要です。

Okage_執務スペース

前のオフィスは営業部署と開発部署の部屋が分かれていたのですが、ワンフロアになったことで、お互いに声を掛けやすくなったようです。目に見えてコミュニケーションが活発になり、作業や情報共有のタイムラグがなくなりました。

エントランスの用途は多数。デザイン性の高さもセットアップオフィスの魅力

── 内装付きのセットアップオフィス、特に気に入っている場所はありますか?

エントランスは比較的広さがあるので、とてもいいなと思っています。受付としての機能だけでなく、今後さまざまな用途で使えたらと考えていて。例えば、従業員のちょっとしたミーティングや、全社的な集まりでも活用したいですね。他にも、飲食店向けのサービスセミナーも行いたいと思っています。前のオフィスにはこうして自由に使えるスペースがなかったので、とても重宝していますよ。

Okage_エントランス

── 執務スペースの使い心地はいかがですか?

執務スペースはきれいな長方形なので、非常にレイアウトしやすいですね。デスクの島分けは、営業・開発・サポート・コーポレート兼営業という形になっていて、電話をよくするポジション・あまりしないポジションである程度分けています。

執務スペースの真ん中に両開きのガラス間仕切りがありますが、こちらを閉めることはほとんどありません。自由に行き来してコミュニケーションが取れるようになっています。

Okage_執務スペース

社長室も特に設けていないんです。従業員とデスクを並べて仕事をしていた方が、何かあったらすぐに話せるし、相談もしやすいですからね。

Okage_執務スペース

── セットアップオフィスに入居されてみて、率直な感想はいかがですか?

シンプルで統一感があるところが気に入っています。ガラスがふんだんに使われているので、全体的に開放感がありますね。執務スペースだけでなく会議室もガラス張りなので、エントランス側からも丸見えになってしまうのが少し気になり、ホワイトボードを置くことで目隠しをするなど工夫しています。

Okage_エントランス

こういう内装を自分たちで考えてつくっていたら、相当なコストになっていたと思います。それ以前に、デザインすら考えつかなかったでしょうね。費用・時間・手間など、どの面からみてもセットアップオフィスを選んで正解でした。

すでに広報担当が移転情報を発信していますが、おしゃれなオフィスは、外部へのアピールやリクルーティングにも有利に働きそうです。

利用客と飲食店の店員、双方の笑顔につながるサービスを作り続けたい

Okage_サービス資料

── Okageさんの事業内容と強みについて教えてください!

人手不足や売上の伸び悩みなど、さまざまな課題を抱える飲食店に対して、セルフレジやモバイルオーダー端末、POSデータをクラウドで一元管理できるモバイル自動化ソリューション『Okageシリーズ』を提供しています。飲食店のオペレーションをただ自動化するのではなく、ツールを使う利用客の利便性も追求していることが特徴です。

現在広く流通しているタッチパネルメニューは、「次へ」のボタンを押さなければ画面が切り替わらないものが多く、料理を探すのが面倒くさいからと注文点数が減る傾向がありました。これを解決するのが、当社の武器である「オーダーブック」です。

紙のメニューのイメージを電子端末にそのまま入れていて、タップするだけで簡単に注文ができます。実際にシステムを導入された飲食店からは、注文点数が増え、客単価が上がったという嬉しい声をいただいています。

Okage_サービス紹介

── まさに紙のメニューをめくっているようなUIで、オーダーが楽しくなりそうですね!

そうなんですよ。今後もテクノロジーでもっと飲食店を盛り上げていきたいと、飲食店向け、お客さま向けにいろいろなサービスを考えています。

例えば、頑張っている店員に向けて利用客がまかないをプレゼントできるとか、「ワインを飲みたいけどフルボトルはちょっと多すぎる‥‥」という時に、他のお客さんの中からシェアできる人を探すとか。そんなサービスがあったら面白いですよね。

また、オーダーを通じて取得したデータを活用することも考えています。過去に注文したものから好みを学習してメニューをレコメンドしてくれる機能や、会計時に「二次会にオススメのお店はこちら」と広告を出すのもいいかもしれません。

どうしたら飲食店での注文体験が楽しいものになるか?と想像するとアイデアが湧き出てくるので、どんどん形にしていけたらいいなと思っています。

Okage_内田善久さん

── 今後の事業の展望について教えてください。

当社では、オーダーとエンターテインメントをかけて「オーダーテイメント」という言葉をよく使っています。これまでeコマースでは「早い・安い」ばかり追求されてきましたが、私たちが目指したいのは、リアルの場での「楽しい」購買体験。さらに、こうした革新的なテクノロジーを“使える人だけが使う”のではなく、シニア層や外国人の方でも気軽に利用できるようなサービスを開発していきたいんです。

飲食店の課題は人手不足だけでなく、キャッシュレス化やインバウンド対応、中食強化など、まだまだ尽きません。こうした課題を解決しつつ、来店した利用客も存分に楽しめて、店員の負担を軽減する。双方が笑顔になるようなサービスをつくり続けていきたいですね。

(photo:森田剛史/text:上條真由美)

Okage株式会社

会社HP https://okagekk.com/

入居物件 築地リバーフロント

所在地 東京都中央区明石町7-14

移転時期 2019年9月

移転規模 約70坪

利用人数 約30名

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取材を終えて

仲介担当:西浦

仲介担当:西浦

Okageさまには、複数のセットアップ物件を内見・比較していただきました。申込時の審査のためのヒアリングにご協力いただいたり、事業計画書を準備いただいたりと、お忙しいなか尽力してくださったお陰で、無事に契約までお手伝いすることができました。物件が確定するまではお時間を頂戴してしまうことが多く、ご心配をおかけしてしまいましたが、通常のオフィスだと発生してしまう内装工期の圧縮ができたのは非常に良かったと思っています。また次のご移転もお手伝いさせていただけたら嬉しいです。この度はありがとうございました。

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