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【フォトシンス】スマートロックはオフィスでの働き方をどう変えるのか?「Akerun」のフォトシンスCOO渡邉氏インタビュー

IoT(Internet of Things)というキーワードが昨今流行っているなか、「鍵」に着目し、スマートロック『Akerun』を提供している株式会社フォトシンス。
今回は「鍵を意識しない生活を提供したい」と語るCOOの渡邉宏明氏に、「スマートロックによって社員の働き方はどう変わるのか?」というテーマでインタビューを行いました。(公開日:2017/01/13)

 

フォトシンス渡邉宏明氏

 

 

―― 現在、スマートロック『Akerun』はどういった企業に導入されているのでしょうか?

 

「Akerun」を導入してくださっているのは、20〜50人規模の中小企業が多いですね。

 

そもそもわたしたちは「鍵って不便だよね」というところからスタートしています。なんでもデジタル化していく世の中、なぜ鍵はアナログのままなんだ、と。そこでつくったのがスマートロック「Akerun」でした。だって、「鍵当番だから早く出社しないといけない」とか大変じゃないですか(笑)。

 

また、オフィスには機密情報がたくさんありますよね。やはり企業の信頼度を高めるためにも、セキュリティは強化すべき。
しかし、セキュリティを強化するためには、従来のやり方だと扉を加工したり、配線工事をしないといけません。なによりこれから人数が増えてオフィス移転をするかもしれない中小企業からすると、オフィス工事にそこまでコストはかけられませんよね。

 

さらに、従来の鍵だと誰がいつ解錠・施錠したかが不明瞭です。一方「Akerun」であれば、誰がいつアクセスしたのか履歴を残せますので安心ですし、ドアに取り付けるだけで工事不要。
そういった手軽にセキュリティ強化できるという点が、中小企業にご利用いただけているポイントかなと思っています。

 

フォトシンス渡邉宏明氏

 

フォトシンス渡邉宏明氏

 

そして、「Akerun」の取り付けは非常に簡単です。これまで利用していたオフィスのドアに、「Akerun」を上から被せるだけ。鍵の場所もドアによって様々ですが、なるべく多くのドアに設置いただけるよう、サイズも計算して設計されています。

 

 

―― 実際に導入されている企業様からはどんな声が届きますか?

 

オフィスの鍵を管理されているのが大体総務の方だったりしますが、「すごいラクになった」といったお声はたくさんいただきますね。

また、スマホでドアを開けるって未来を感じるじゃないですか。やはりIT系の企業であれば、そういった未来を感じられるオフィスにいるとワクワクしますよね。ある意味、インナーブランディングのような、メンバーの視野を広げるツールとしてもご利用いただけているようです。

 

 

―― スマートロックの導入により、社員の働き方はどう変わるとお考えですか?

 

わたしたちは、不便さはなくなるべきだと考えているため、人の出入りをスマートにしたい、鍵を意識しない生活をご提供したいと考えています。その上で、わたしたちは「Akerun」を鍵ではなく、ロボットだと思っているんですね。

 

 

こちらの動画は「Akerun」のコンセプト動画なのですが、実際に「Akerun」には誕生日を祝ってくれる機能があります。また、機能としてはまだ実装していませんが、アイデアとしては出社したタイミングで入場ソングを流したり、そろそろ外出しなくちゃいけない社員に声をかけてくれたりと、ドアという「入り口」にある「Akerun」だからこそできることがたくさんあって。

 

出社したときにお気に入りの入場ソングが流れたら、出社するのが少しワクワクしませんか?(笑)。また、誰が退勤したかどうかも把握していますので、残業が続く社員にはねぎらいの言葉をかけてあげたり、それこそ誕生日をお祝いしてあげたりと、「Akerun」によって社内コミュニケーションが活発になると考えています。

 

「鍵」が持つ不便さを解消するだけでなく、働きやすい、働くのが楽しくなるオフィスづくりに「Akerun」が貢献できたらいいなと思いますね。そして働く人のクリエイティビティがもっと加速したら素敵だなと。

 

フォトシンス渡邉宏明氏

 

 

―― スマートロック含め、今後IoT製品が一般化することでオフィスはどう変化すると思いますか?

 

「Akerun」が目指していくところにも近いのですが、「ホスピタリティが溢れるオフィス」が増えるんじゃないかな、と思っています。誰かが気にかけなきゃいけなかったことを、IoT製品が気にかけてくれるようになるなと。

 

たとえば、弊社には室内の酸素濃度を図るデバイスがあってですね、酸素濃度が高まると「そろそろ換気したほうがいいですよ」と教えてくれるんです。そしたら、「窓開けようか」というコミュニケーションが生まれるじゃないですか。
ホスピタリティ、そしてコミュニケーションに溢れるオフィスが、これからの常識になっていくのかなと思います。

 

 

―― 最後に、「Akerun」をどんな企業に導入いただきたいですか?

 

特に挙げるとするならば、スタートアップ系の企業には導入していただきたいなと思います。またIT企業だけでなく、ぜひ非IT企業にも導入していただきたいですね。セキュリティ強化はもちろん、鍵を意識しない生活というものをより多くの方に体感いただけたら嬉しいです。

 

(書き手:永田 優介)

株式会社フォトシンス

会社HP photosynth.co.jp

サービス akerun.com

所在地 東京都品川区大崎5-1-11

入居ビル 住友生命五反田ビル

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取材を終えて

編集担当:松本

編集担当:松本

鍵を意識しない生活やその利便性は、お話を聞いていてとても興味深いなと実感しました。そして利便性はもちろん、「Akerun」によってコミュニケーションの活発化にも役立たせたい、という今後の展開にもワクワクしました。
弊社で移転をお手伝するお客様の多くも、セキュリティを重視されています。導入の手軽さということも含めて、弊社内装部門でも、どんどんお客様に「Akerun」をご紹介していきたいと思います!

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