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株式会社ワンツーシーエムジャパン

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【12cm】日本法人初のオフィス

静電気タッチ方式のスマートスタンプの源泉技術を保有し、日本に進出した、韓国のO2O(Online to Offline)スタートアップ「12cm」(원투씨엠)。「echoss」(エコス)というブランド名で展開されており、韓国国内の機関投資家から1stラウンドで20億ウォン、2ndラウンドで54億ウォンと、合計74億ウォン(約7億円)の資金調達をされたことでも話題になりました。今回は、その日本法人である株式会社ワンツーシーエムジャパンさんのオフィスインタビューに行ってきました。(最終更新日:2016/04/19)

General Manager 金庚沢さん

General Manager 金庚沢さん

株式会社ワンツーシーエムジャパン

会社HP www.12cm.jp

入居先 工業ビル(千代田区神田東松下町43)

入居時期 2015年10月

物件規模 約27坪

利用人数 約3名

── どのような経緯で、オフィス探しを始められましたか?

ワンツーシーエムジャパン オフィス1

韓国の本社が設立されたのが2013年で、その翌年末に日本市場への参画を決めました。2015年5月に日本法人を設立し、10月に事務所を構えることになるのですが、それまでは元々お取り引きのあった韓国のソフトウェア会社の会議室を一室お借りしていました。オフィスを探す間、ということで一時的に貸してもらっていたので、今から考えると不便なことがたくさんありました。
そこは4人用の会議室で、小さなテーブルに椅子が4つ置いてあり、互いの足が当たるほどスペースが限られていました。仕切りはあるものの音が漏れてしまうため、内部の話は静かにするよう注意しなければいけませんでした。また、打ち合わせや面接をするために近くのカフェに出向いたり、スキャンするために出掛ける必要があったりと、無駄が多く、オフィスを構えた方が「効率が良い」と考えるようになりました。

── オフィス探しはどのように進められたのでしょうか?

ワンツーシーエムジャパン オフィス2

日本の大学を卒業して、そのまま日本で働いてきましたので、家探しは何度もしたことがありましたが、オフィスを探したのは今回が初めてでした。不動産屋さんに行っても、地域が限定され限られた物件しか見られないと考え、まずはインターネットで検索しました。
いくつかのサイトを見比べる中で、必要な情報がわかりやすくまとまっていて、レイアウトが見やすいのが「officee」のサイトでした。元々私が、ウェブベージや携帯電話のコンテンツを作っていたりしたので、見にくいサイトは気になってしまうんです(笑)。
ちょうど韓国から代表が来日している時に、間借りしていた日本橋本町の事務所から一番近い物件を実際に見に行こうと、お問い合わせをして案内してもらいました。ただ、そこはレイアウト的にも少し狭く、違う物件を探そうということになりました。最終的に、ウェブでピックアップしたのが12〜13棟で、実際に見て回ったのは4〜5棟。その中でこの物件に決めることができました。

── オフィス選びでこだわられたポイントは?

ワンツーシーエムジャパン オフィス3

日本橋本町から近い神田には馴染みがありましたし、パートナー会社も飯田橋にあったりしてアクセスが良いので、神田を中心に探すことになりました。候補として四ツ谷も挙がったのですが、物件の選択肢も多く、金額的にも安いということで、神田に落ち着きましたね。
現在、従業員は3名ですが、2016年中に5名、2017年には10名ほどになる計画です。最終的におよそ10名が窮屈でなく、デモのできる広さの会議スペースを確保するために、23〜24坪ぐらいを目安に探していました。そして、いろいろな人が出入りするとやはり気になりますので、ワンフロア・ワンテナントの物件が希望でした。
このオフィスに決めたポイントは、立地条件とレイアウトの組みやすさです。サービスのデモを行う時に、モバイル端末を複数台使って、連動するところをお見せするのですが、テーブルに広げて置けないと段取りが悪くなります。その広めのテーブルを置いた時に、区切り良くレイアウトできるというのが、決め手となりました。
そしてこれはおまけですが、みんなヘビースモーカーなので、すぐにベランダに出て新幹線や電車を見ながらタバコを吸えるのは良いですね。良いのか悪いのかわかりませんが、移動時間がかからないので前より吸いやすくなりました(笑)。

ワンツーシーエムジャパン オフィス4

── 事業の現況とこれからの展望について教えてください!

ワンツーシーエムジャパン オフィス5

2016年3月で第1期決算を締めました。日本法人を、単なる日本の支社・事務所という位置付けにするのではなく、自立した法人にしたいため、日本法人での資金調達を検討中です。
弊社はスマートスタンプとそれに紐付くシステムを開発し、それをどういったビジネスプランで展開していくかというコンサルティングを中心にサービスを提供しています。日本人スタッフもいなければ日本での営業力も無いので、パートナー会社の協力を得て、お客様への導入を進めています。例えば「アフタヌーンティー・ティールーム」「上島珈琲店」「Krispy Kreme Doughnuts」「Soup Stock Tokyo」「WIRED CAFE」や、四国限定ですが「ファミリーマート」などの店舗で弊社のスマートスタンプが導入されています。パートナー各社で「PlusZone」「PAS+」「gifteeスタンプ」「cotoco」と名称が異なりますが、今後は独自のブランドである「echoss」も押し出していきたいですね。
調達した資金で、中国や韓国のお客様がよく来るお店を中心に、スマートスタンプを配布してサービス導入のハードルを取り除き、一気に広げようと考えています。スマートスタンプは、アナログで押してもらってきた習慣や使い勝手をそのままにデジタル化できるため、抵抗なく受け入れてもらえると思います。弊社の高水準のセキュリティシステムとコンテンツに裏打ちされたサービスを、日本でも広めていきたいですね。

ワンツーシーエムジャパン オフィス6

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取材を終えて

営業担当:赤羽

営業担当:赤羽

ご一緒にオフィス探しをしていく中で、オフィスに対するこだわりを強く感じ、私自身とても刺激のあるオフィス探しになりました。ワンツーシーエムジャパン様の記念すべき、初めてのオフィス移転をお手伝いでき、嬉しく思います。
高度なセキュリティ技術により、スマートスタンプを活用した新しい決済手段のご提供を進められていくお話も、非常にワクワクしました。ワンツーシーエムジャパン様のこれからのご活躍に期待しております。

編集担当:梁原

編集担当:梁原

いつも、成長の真っ只中にある企業さまのオフィスインタビューに伺うことが多いですが、ワンツーシーエムジャパン様はまさにその第一歩、第二歩を踏み出されているような印象を受けました。初めてのオフィスを構えられ、これから日本でもサービスの花を咲かせようとする“蕾”のようだと拝見していました。一方で、すぐ身近にあるカフェ・ショップにも「echoss」を基盤としたスタンプサービスが導入されていると知り、大変驚きました。韓国と同様、日本でもますます普及するのを楽しみにしています。ワンツーシーエムジャパンのみなさま、取材へのご協力ありがとうございました!

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